シカゴの食文化の歴史と多様性
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2024年04月 1日公開

エリア:アメリカ合衆国(本土)  > イリノイ州  > シカゴ / ジャンル:グルメ・スイーツ , 

米国シカゴは全米屈指の食の都と評されている。1800年代半ばに大量の移民がシカゴに押し寄せ、夢と希望と共にそれぞれの故郷の味を伝えた。そして今日、これらの多様性によってシカゴは豊かな食文化を織り成している。ではシカゴに来たら何を食べるべきか?シカゴを代表する名物の一例を紹介する。

シカゴ風ホットドッグ
世界的に有名な「シカゴドッグ」は、評判以上の美味しさに感動するシカゴのソウルフード。ポピーシードのバンズに牛肉100%のフランクフルトを挟み、上からマスタード、みじん切りの白玉ねぎ、粒入りピクルスの甘酢漬け、ディルピクルス、トマト、チリペッパーをどっさりのせ、最後にセロリソルトを振りかける。ケチャップは付けないのがシカゴ流。シカゴドッグの名店を聞けば、きっと「ポルティロズ(Portillo's)」の名が挙がるはず。

ディープディッシュピザ
シカゴ風ホットドッグに並ぶ、いやそれ以上に本当のシカゴを体現する料理がディープディッシュピザ。どちらが上かは言えないくらい悩ましい。ディープディッシュピザの起源は定かではないが、そのルーツを最初に作ったと伝えられる「ウノ・ピッツェリア&グリル」は1943年から愛され続けている。ディープディッシュピザの特徴は、平らな生地ではない、高い縁取りのバターたっぷりの生地。その生地にたっぷりのモッツァレラチーズをのせて、上から濃厚な香り高いトマトソースをかける。この分厚いピザはとろりとした絶品のチーズの滝のよう。ディープディッシュピザの他の名店には、「ルー・マルナッティーズ」、「ジノズ・イースト」、「ジョルダノス」などがある。

ヒバリート
ヒバリートはシカゴのプエルトリコ系コミュニティが生んだ地元の創作サンドイッチ。伝説のように有名なこのサンドは、スライスして揚げたプランテインで挟み、魚介、肉、野菜などをチョイス。そしてレタス、マヨネーズ、チーズを惜しみなく絡めた一品。本場の味を堪能したければ、ローガン・スクエアの「ラ・ボンバ」、ハンボルト・パークの「パパズ・ケイシェ・サブロソ」、アップタウンの「マリナズ・ビストロ」がおすすめ。

エリズ・チーズケーキ
シカゴを代表する定番デザート。家族経営のエリズ・チーズケーキは、チーズケーキ作りが一つの芸術。興味深いことに、チーズケーキの生みの親「エリズ・ザ・プレース・フォー・ステーキ」はすでになくなったが、そのチーズケーキは現在も根強い人気を誇る。プレーンをはじめ、チョコレートチップ、ストロベリーを乗せたものなど40種類ものユニークな味が揃っている。

シカゴ観光局公式サイト参照
「What to eat in Chicago: 20+ must-try places to eat(シカゴで食べるべき20以上の必食スポット)」
https://www.choosechicago.com/articles/food-drink/20-things-to-eat-in-chicago/

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