「ヒスパニック文化遺産月間」に合わせて全米各地でイベント開催
期間:2023年9月15日から 2023年10月15日まで
[リスヴェル編集部]2023年08月28日公開

エリア:アメリカ合衆国(本土) / ジャンル:グルメ・スイーツ , アート・カルチャー・歴史・ミュージック , イベント・フェスティバル

アメリカ合衆国在住のヒスパニック系およびラテン系コミュニティの社会的貢献、文化的多様性、幅広い歴史を再認識して祝う「ヒスパニック文化遺産月間」が、2023年9月15日から10月15日までの期間中に全米各地で開催される。

ヒスパニック文化遺産月間は9月15日に幕開けとなるが、これは同日がコスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、およびニカラグアの5カ国にとって独立記念日であることに拠る。ちなみにメキシコは9月16日、チリは9月18日が独立記念。

ヒスパニックとラテン料理(食文化のイベント)
ラテン・レストラン・ウィーク」(https://latinrestaurantweeks.com/)がマイアミで9月15日〜29日、シカゴで10月6日〜20日、アトランタで11月3日〜17日に開催。ラテンアメリカ料理レストランやフードトラックなどが期間限定のスペシャルメニューを提供。

ヒスパニック・ラテン系パレード
ヒスパニックやラテン系コミュニティが踊りや歌うパレードを全米各地で実施。住民の半数近くがヒスパニック系またはラテン系を占めるロサンゼルス。9月16日にパサディナを会場に第25回「ラティーノ・ヘリテージ・パレード&フェスティバル」(https://www.pasadenalatinoheritageparade.org/upcoming-events)を開催。

ワシントンDCでは9月24日、美しい伝統衣装の展示、賑やかな音楽、楽しいエンターテイメントで知られる同地区最大のラテン系文化パレード「フィエスタDC」(https://fiestadc.org/parade/)を開催。また、10月9日にはニューヨーク5番街を舞台にヒスパニック・デー・パレードを開催。ニューヨークの人口の4分の1以上がヒスパニック系であり、このイベントを目当てにアメリカ国内外から参加者が集う。

「死者の日
死者の日は伝統的に11月1日と2日にかけて開催される祝日で、他界した人々を回想し、悲しみではなく喜びをもって称えることがその趣旨。メキシコが発祥の祝日だが、現在ではラテンアメリカの複数の国で祝われている。メキシコ文化との関連が強い都市が多いテキサス州では、サンアントニオで10月27日に川に浮かべられた祭壇、装飾された山車、カトリーナ(砂糖で作った頭蓋骨の化粧)などで広く知られる「死者の日リバーパレード」(https://www.visitsanantonio.com/dia-de-los-muertos/)が行われる。また、ニューメキシコ州アルバカーキーでは11月5日に米国最大の「死者の日」パレード「サウス・バレー・マリーゴールド・プロセッション&セレブレーション」(https://www.muertosymarigolds.org/Home.aspx)が開催される。

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