シックスセンシズ全体の積極的なサステナビリティ活動は、特に、電力と水の消費、絶滅危惧種の保護と生息地の保全、地域社会の活性化と文化遺産プロジェクトです。
活動資金は、各プロパティの「サステナビリティ基金」がサポートしており、ゲストが支払う宿泊料金が基金の財源として貢献しています。

野生動物の保護と生息地の保全
ベトナムのシックスセンシズ コンダオでは、絶滅危惧種のアオウミガメの産卵地を保護するプロジェクトが進行中、6,929 匹の子ガメが海に向かいました。モルディブのシックスセンシズ ラームでは、115,000平方メートルの海草藻場の保護活動を継続して実施しています。

グループ全体として、合計23,391平方メートルに及ぶ生息地の保全と再生、そして、7種の絶滅危惧種と4種の絶滅寸前種の保護に取り組みました。
文化遺産の継承と発展

シックスセンシズ ジギーベイは、ゲストがオマーンのユニークな文化と伝統を体験し、ディバ女性支援協会を通じて、地元の女性たちを支援しています。

3月にオープンしたシックスセンシズ ローマは、開業前から当ホテル最初の文化遺産を守るプロジェクト、隣接するサンマルチェロアルコルソ教会の修復に取り組みました。

太陽光発電の活用

シックスセンシズ ニンバンベイは、2022年後半に、ベトナム初となるリゾート内太陽光発電所の運用を開始しました。電力と温水の供給に加え、太陽光パネル下部の土地を活用し、オーガニック菜園を運営しています。
シックスセンシズ イビサは、再生可能エネルギーを自ら生み出し、CO₂の排出量を40％削減し、オリンピックサイズプールの10個分の節水を達成しました。

植林活動

シックスセンシズは、数千本にも上る植林を毎年実施するなど、創業以来、野生動物と人間の生存にとって重要な木々の保全と再生に取り組んできました。
プラスチックフリー

2022年末までにホテルとスパのオペレーションからプラスチックの使用を排除するという、目標を意図的に掲げ、オペレーションのあらゆる面においてプラスチックフリーの可能性を追求しています(コンピューターからコンセントまで、すべての革新的なアイデアを検討し実践しています）。

アースラボ

シックスセンシズには、サステナブルな暮らしのヒントを提供する「アースラボ」が設置されています。ゲスト、地元の方々と共に、自然環境について理解を深めるためのワークショップを開催しています。2022年の実績として、5,000kg以上のガラスと400kg以上の布やリネンを新しい製品にアップサイクルしました。また、ワックスを再利用し、4,300本のキャンドルも制作しました。

地域社会のより良い未来のために
2022年の1年間だけでも、より良い教育の機会と技術研修を8,528人の学生に提供したほか、地域社会において113種類の仕事を創出しました（シックスセンシズのホテルでの雇用を除く）。

スタッフが従事したボランティア活動は、合計4,900時間に上り、9,590人の地域住民に加え、19,403人のゲストも巻き込んだ様々なイベントを開催しました。各周辺地域の清掃活動で収集されたごみの合計は、33,9887kgにも達しました。シックスセンシズのイニシアチブにより、7,977人が改善された公共のごみ処理システムを、120,467人がきれいな飲み水を、17,545人がより良い医療を利用できるようになりました。