横浜の名勝「三溪園」完成100周年記念 紅葉ライトアップ
期間:2022年11月23日から 2022年12月11日まで
[リスヴェル編集部]2022年11月21日公開

エリア:アジア  > 日本  > 神奈川 / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 

国指定名勝「三溪園」では、2022年11月23日(水・祝)から12 月11 日(日)までの金・土・日・祝日に『三溪園完成100周年記念 紅葉ライトアップ』を開催する。期間中は、園内随一の紅葉スポットである重要文化財建造物「聴秋閣」奥の遊歩道の開放と、午前8時から入園できる特別チケット(1日50名限定)の販売も行う。ライトアップは日没から午後7時30分まで(最終入園は午後7時)。

完成100周年の今年はライトアップエリアを拡大し、三溪園のシンボルである三重塔まで夜間散策できるコースを用意。やわらかい光に導かれるように幻想的な空間を抜けていくと、三重塔が黄金色に輝く非日常的な景色が広がる。室町時代(1457年)に建てられた重要文化財の三重塔が輝く姿を間近で見ることができるのは今年初。

三溪園内には、17棟の歴史的価値の高い建造物が配置され、10棟が重要文化財に指定されている。創設者の原三溪は、廃仏毀釈等による荒廃から日本の伝統文化を護り伝えるべく、京都や鎌倉などから歴史的建造物の移築を行なった。1922年に「聴秋閣」の移築の完了をもって三溪園が完成し、今年、完成から100年目の節目を迎えた。

四季折々の景色が楽しめる三溪園だが、紅葉シーズンには、色あざやかな紅葉と重要文化財建造物が織りなす絶景を楽しむことができ、毎年約3万人が訪れる関東の紅葉の名所となっている。

開園1時間前から入園できる特別チケット(1日50名限定)
【期間】11月26日(土), 27日(日), 12月2日(金), 3日(土), 4日(日),9日(金), 10日(土), 11日(日)
【時間】 8:00~正門より入園可能
【料金】3,000円(税込・入園料込)
【申込】 Peatixで販売(事前予約制) https://sankeien-kouyou22.peatix.com

三溪園は、生糸貿易により財を成した実業家・原三溪によって、1906年(明治39)5月1日に公開。175,000㎡に及ぶ園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されている。2007年(平成19)に国の名勝に指定。(現在、重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟)

三溪園(さんけいえん
運 営 公益財団法人三溪園保勝会
所在地 〒231-0824神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
公式HP https://www.sankeien.or.jp
入園料 大人700円 小・中学生200円 横浜市内在住の65歳以上200円(濱ともカード提示必要)
開園時間 9:00~17:00(最終入園16:30)*イベントによって異なる
休園日 2022年12月26日~31日 *12月26日~28日施設整備のため臨時休園
アクセス JR根岸線根岸駅から市営バスで10分 「本牧」下車、徒歩10分
横浜駅東口から市営バスで40分 「三溪園入口」下車、徒歩5分

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