- 2025.04.02
この秋、香港では新しいアートと文化のプログラムが開催されます。近年、世界的なアート施設が次々と建設されるなど、香港は新たな体験の場を提供し続けています。世界的に有名なアーティストから、香港のランドマークに展示された最新のパブリックアートインスタレーションまで、街中で行われる展覧会やイベントをご紹介します!
■今注目の最新アート展
高さ8メートルの巨大グミベア (ファースト・イニシアチブ財団主催)
開催時期:2022年11月17日~2022年12月中旬
開催場所:尖沙咀(チムサアチョイ)時計台付近
ファースト・イニシアチブ財団は、尖沙咀の象徴的なランドマークである時計塔の横で、大規模なパブリックアート展「TICK TOCK, TICK TOCK」を、2022年11月17日から12月中旬まで開催します。この展覧会では、著名なアメリカ人アーティストWhIsBeの最大のアート作品となる、高さ8mを超える巨大な赤いオブジェが展示されます。このオブジェは、おなじみのグミベアの顔に恐竜の特徴を取り入れることで、現代的なフォルムと先史時代の要素を織り交ぜています。また、香港の象徴であるハーバーフロントには、高さ2.5メートルの小さなコガモの彫刻も展示されます。これらは、ARやInstagramフィルターなどの遊び心あるデジタル技術を使い、見る人の体験をさらに楽しく記憶に残る思い出にすることができます。
K11 HACCの没入型メディアアート展 ARTE M
開催時期:2022年10月7日~2023年12月
開催場所: K11 ATELIER King’s Road内 K11 HACC 2階
URL:https://www.k11musea.com/happenings/1st-in-hk-k11-x-arte-m-present-korea-s-largest-immersive-digital-art-experience/
韓国の没入型メディアアート展示館「ARTE MUSEUM」の初の海外拠点となる期間限定展示「ARTE M」が、15か月間に亘って開催されます。制作したのはソウルのCOEXで大好評だったパブリックメディアアートインスタレーション「WAVE」を手がけた、韓国のデジタルデザイン会社d'strictです。また本アート展は、「永遠の自然」をコンセプトに6つのメディアアート作品を集め、2023年末から2024年初めにかけて11 SKIESに場所を移し常設展示する予定です。その後も、さらに作品が追加される予定です。