神戸空港で、遠隔対話ロボットによる空港内店舗の接客および商品販売促進の実証実験が2022年8月22日（月）より開始された。

今回の実証実験は、サイバーエージェントの研究開発組織「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科（石黒浩教授）により、ムーンショット型研究開発事業（※）の一環である「ロボットによる次世代サービスの実現」をテーマとした実証プロジェクトとして行われる。昨年9月に実施した遠隔対話ロボットによる案内・接客の実証実験に続く第2弾の実験となる。
※ムーンショット型研究開発事業とは、超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標（ムーンショット目標）を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進する制度。現時点での最新技術によるアバターロボット接客の実現可能性と課題の模索を目的に様々なフィールドで実証プロジェクトを進めている。

【実証実験の概要】
内　容：
a)店舗内接客案内および商品販売推薦等の実証実験（遠隔対話ロボット1~2体）店舗入り口付近および店舗内にロボットを設置し、スタッフがロボットを通して遠隔で接客案内やお勧めの商品の紹介を行う。
b)商品販売推薦等の実証実験（遠隔対話ロボット3体 ※実験条件により変更）ロボットをお勧め商品の店舗内陳列棚に設置し、スタッフがロボットを通して遠隔でお勧めの商品の紹介を行う。
期　間：
a) 2022年8月22日（月）〜 9月4日（日） 各日14:00 ～ 19:00
b) 2022年9月5日（月） 〜 9月16日（金）　各日14:00 ～ 19:00
場　所：神戸空港ターミナルビル2階　関西旅日記（関西みやげ店舗）
主　催：株式会社サイバーエージェント、国立大学法人大阪大学大学院基礎工学研究科