- 2024.08.22
フィンランドは、日常のあらゆる場面にデザインを取り入れています。そのため、フィンランドがユニークな建築物やデザインの宝庫で、象徴的なブランドやアーティストを輩出していることは不思議ではありません。Visit Finland(フィンランド政府観光局)は、6つの芸術イベントや施設を紹介します。
アルヴァ・アアルトの名作がPaimio Sanatoriumに集結
近代建築とデザインの先駆者であるアルヴァ・アールトが妻と1933年に設計した建築物のひとつであるパイミオ・サナトリウムが、史上初めて一般公開されました。結核療養所の生活に光を当てる「療養所の部屋」展と並行して、もうひとつの代表作「メゾン・ルイ・カレ」が展示されています。
美しいフィスカルス村のアート&デザインビエンナーレは、世界中から観光客が集まるイベントです。2022年5月22日から9月4日まで開催されるこのビエンナーレは、斬新なアイデアと体験を追及しています。
シェフのサミ・タルベリ氏が、トゥルクにて新しくいレストランを開店させました。レストラン「ST×FDS」では、フィンランドデザインを取り入れた店内で、季節の食材を使用した栄養価の高いランチをトップクラスのレストランスタッフが提供しています。
トーロ湾に面した松の木を使ったモダンな建物でフィンランドの美味を楽しむ
フィンランディア・ホールが改装中の間、リトル・フィンランディアは、さまざまな催しの仮会場として利用されています。アールト大学建築学科の学生とのコラボにより設計され、汎用性、持続可能性、社会的責任の3つの要素が考慮され、建物は木造で、構造に95本の松が使用されております。
フィンランド人建築家ヴィヴィ・ロン生誕150周年記念イベント
オリビア・マチルダ・ヴィヴィ・ロンは、フィンランドにスタジオを構えた最初の女性建築家です。静かな仕事場を求め移住したロンにとって、安息の地となった建築遺産で名高いJyväskylä(ユヴァスキュラ)では、自邸を含む多くの建物を設計しました。今年は生誕150年にあたり、ユヴァスキュラではイベントが開催されます。
マルヴァ – ラハティ視覚芸術美術館
ラハティ市の中心部にある古い醸造所、マルスキーに新しい視覚芸術美術館マルヴァがオープンしました。ラハティ美術館とラハティポスター美術館が同一建物として統合され、斬新でエキサイティングな展示が行われています。