国連が毎年発表する「世界幸福度報告書」において、今年も含めて5年連続でランキング世界1位の国がある。北欧の国、フィンランドである。その理由は、美しい景色と自然、ゆったりとしたライフスタイル、犯罪率の低さ、生活水準の高さ、教育システムの充実にあるとされる。観光も充実しており、申し分のない国であるように思われるが、フィンランド人の日常生活はどのようなものだろうか興味が湧いてくる。

一括りにできないフィンランドの人々を描くせきららエッセイ『フィンランドは今日も平常運転』（著者：芹澤 桂 発行：大和書房）が6月11日に発売された。

笑いと困惑、たまに切ない人間味あふれすぎるフィンランドの人たちを描いている。フィンランド人は内向的？世界一幸せ？フィンランド人と結婚して現地でどっぷり暮らしている筆者が、ガイドブックには絶対載らないフィンランド人の実像を赤裸々に描く。

【目次より】
はじめに　フィンランド人を見分けるには
第1章　ヘルシンキの街角で
第2章　ととのわない楽しみ
第3章　それぞれのやり方で
第4章　もちろん楽ありゃ苦もあるさ
第5章　どっぷり暮らせど謎はつきない
おわりに　フィンランドは今日も平常運転

【著者略歴】
芹澤 桂（せりざわ・かつら）
ヘルシンキ在住の作家。フィンランド人の夫とその子供２人と暮らす。2008年「ファディダディ・ストーカーズ」にて第二回パピルス新人賞特別賞を受賞しデビュー。その他の著書に『本当はかわいくないフィンランド』『やっぱりかわいくないフィンランド』『意地でも旅するフィンランド』（全て幻冬舎文庫）がある。

『フィンランドは今日も平常運転』
著　者：芹澤 桂
出版日：2022年6月11日
判型・ページ数： 四六判・240ページ
定　価：814円（税込）
URL　：https://www.daiwashobo.co.jp/book/b604981.html
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