ホテルニューオータニが廃棄物リユースでフードロスゼロのサステナブル・カクテル第二弾
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年07月 6日公開

エリア:アジア  > 日本  > 東京 / ジャンル:グルメ・スイーツ , 

ホテルニューオータニ 東京では、ホテル館内の循環型リサイクルシステムから誕生した廃棄物ゼロの新作カクテル『Loss "ZERO"』を2021年7月1日(木)から9月30日(木)までの期間に館内対象レストランにて杯数限定で販売する。

カクテルを通してSDGsに取り組む新作のテーマは廃棄物の再利用。世界最大級のバーテンダーコンペティション「ディアジオワールドクラス2019」で部門優勝を勝ち取った吉田宏樹氏が手掛ける「サステナブルカクテルシリーズ」第二弾『Loss "ZERO"』。廃棄物も罪悪感もゼロな新作SDGsカクテルが登場。https://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/capri/loss-zero/

ホテルニューオータニでは、館内36店舗のレストラン&バーから1日約5トンの食品残渣が排出される。そのすべてを館内地下のコンポストプラントで有機堆肥へと変え、契約農家と連携することで循環型リサイクルシステムを構築し、生ごみを100%リサイクルしている。

しかし、吉田氏が今回注目したのは「廃棄物として処理する前段階からカクテル作りに応用できないか」というさらに踏み込んだリユース。ゴミも罪悪感もゼロで限りなくエシカルなカクテルを模索した。

ホテル朝食の定番でもある果汁100%のフルーツジュース。オレンジやレモン、ライムなど、果汁を搾り取った後の皮は通常廃棄物となるが、これらを砂糖と混ぜ合わせ瓶詰にして数日寝かせることで皮に含まれる油分が溶け出し、砂糖と混ざり合うと水分を一切加えなくても天然のシトラスシロップが抽出される。

さらに朝食などで余った牛乳を加熱して加え、牛乳のたんぱく質がレモンの酸と反応することで凝固し、不純物を分離させることでシトラスシロップを清澄化。ほんのりと柔らかな甘味を感じる「シトラス オレオサッカラム」が出来上がる。

シロップに合わせるのは、コーヒー豆由来のカスカラから、時間をかけて氷で抽出したカスカラティーと、SDGsに最も積極的なオランダ スキーダムに所在するノレッド蒸留所で製作されたケテルワン ウォッカ。高栄養価かつエシカル、フルーティーさ溢れる爽やかなカクテルに仕上げた。

販売期間:2021年7月1日(木)~9月30日(木)
料  金:アルコール・ノンアルコール 各¥2,200
提供場所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ内カフェラウンジ「SATSUKI」及びバー「Bar Capri」


SARSUKI:https://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/satsuki/
Bar Capri:https://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/capri/

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