スイス政府観光局によると、ユングフラウ鉄道の開通から約120年ぶりに新路線「アイガー・エクスプレス」が12月5日に運行を開始した。

これにより、2019年12月にリニューアル・オープンした右側のグリンデルワルト駅（海抜937m）とメンリッヒェン駅（海抜2343m）を結ぶロープウェイに加え、グリンデルワルト駅から世界遺産のアイガーグレッチャー駅（海抜2328m）まで約15分で結ぶ最新の3Sロープウェイのアイガー・エクスプレスの開通により、Vバーン・プロジェクトが完成した。

今回誕生したアイガー・エクスプレスは、3本のロープで支えるため安定性が格段に向上し、ロープウェイの弱点であった風にも強い特徴を持つ最新型3Sロープウェイのシステム。シートは26席、44のゴンドラ（キャビン）とVIPキャビンで、毎時最大2200人が利用可能。大幅に山上への移動時間が短縮されるのも旅行者には嬉しい。

V-BAHN
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