2021年ポストコロナ時代における旅行タイプトレンド5選
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年12月 7日公開

エリア:指定なし / ジャンル:旅行準備 , 

世界最大級の宿泊予約サイト「Booking.com」は、今年7月に実施したコロナ後の旅行に対する価値観の調査から予測した2021年に流行する5つの旅行タイプを発表した。

世界的な新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で2020年の旅行者の計画は大きく変わった。この調査から、2021年は目的地の選択だけでなく、流行するであろう5つの旅行のタイプ、目的や人数のようなコロナ前後の旅行に対する価値観の変化が明確になり、週末旅行や一人旅を好み「贅沢=リラックス」とする旅行者が増加する傾向にあると見ている。それでは5つの旅行タイプを見ていこう。

1.癒しの一人旅
2021年は、コロナ禍で抑えられていた旅行への欲求により、思い切って1人で旅をしてみようと思う人が増え、一人旅のトレンドは今後ますます大きくなると予想。「将来一人旅を計画する」と回答した旅行者が27%になり、コロナ前より10%以上増えている。

2.リラックスという贅沢
多くの人が旅行の計画をキャンセルせざるを得なくなったことで、旅行ができること自体が幸せなことであると感じているようだ。「今後は旅行を当然のように楽しめるものだとは考えない」と答えた日本人旅行者は61%にも上った。また、「単に日常を忘れられるようなリラックスできる旅を計画している」と回答した日本の旅行者は64%と大多数を占めた。

3.大切な人との再会
2020年は、帰省や移動の制限をされたことで、「今後は旅行を大切な人と再びつながる機会として活用する予定だ」と55%の日本の旅行者が答えている。また、「外出を自粛している間、友人や家族と旅行について話すことが再び旅行に出かける上での主なインスピレーションの1つであった」と答えた日本の回答者は4人に1人いた。

4.週末旅行
旅行先が感染拡大を受け、訪問を控えるよう政府が国民に対して自粛をお願いするように、旅行の計画を立てても行けなくなる事を危惧している旅行者は多く、がっかりすることのないように2021年には2019年と比べて短期間の旅行により多く出かけたいと考えている人が日本では34%に上った。気軽に行ける旅行への需要が増えると予想され、数日間でも非日常体験をしたいという旅行者の欲求が伺える。

5.グルメ旅
「移動制限が解除されても海外旅行は依然敬遠する」と回答している人はグローバルでは53%であるのに対し、日本では77%に及ぶ。日本では特に近場での旅行が旅の新しい常態として定着し、中でもグルメが人気上位の目的となっている。日本の回答者の47%は「旅行中に現地の料理を味わいたい」と回答しており、31%は「海外旅行に行かない分、浮いたお金でより頻繁に外食したい」と回答。

【お問い合わせ】

risvel facebook