【編集部推薦映画】物や情報に溢れた現代に贈る「人生が豊かになるモノ語」
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年11月10日公開

エリア:ヨーロッパ  > ドイツ  > ベルリン / ジャンル:サービス・商品情報 , 

ドイツの首都ベルリンを舞台に、価値観の異なる親友かつ共同経営者のふたりによる大勝負を描いたシンプルライフ・エンターテインメント『100日間のシンプルライフ』が12月4日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷・ヒューマントラストシネマ有楽町・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。

先ず、この映画は実話である。もの凄い数のモノを所有している現代の2人の青年が、モノを放棄することから始まる。新たに消費することなく、全所持品の中から必要なモノを1日1つずつ取り戻していくという勝負である。この設定は、フィンランドのドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』が基になっている。

果たして、モノは喜びをもたらすのか、それともゴミなのか。100日間の勝負の果てにふたりがみつけた本当に大切なものとは?本当に大切なモノは何かという深いメッセージ性も持っている作品。

ベルリンを舞台にストーリーが展開していく物語であるが、劇中でも衝撃的なのは主人公たちの全裸ダッシュシーン。「オーバーバウム橋」や「イーストサイド・ギャラリー」、「コットブッサー・トーア駅」など、ベルリンの街並みを駆け抜けていく衝撃的な一幕は圧巻。

〈STORY〉
好きなモノに囲まれ、自由気ままな独身生活を謳歌するプログラマーのパウル。開発した人工知能搭載アプリ「NANA」との甘い生活に心は満たされていた。親友で共同経営者のトニーは、デジタル依存のパウルを心配しつつも、自身の外見を磨くことに余念がない。

そんな中、開発したNANAを400万ユーロ(約4.9億円)でIT実業家に売却することになり、従業員と祝杯をあげるトニー。しかしNANAで金儲けをしようとしていたことが許せないパウルは、トニーにある勝負を持ちかける。それは、持ち物すべてを倉庫に預け、裸一貫で所持金ゼロの状態から1日1つずつ必要なモノを取り戻し100日間生活する、とんでもない勝負だった。

果たして、パウルとトニーは関係を取り戻すことができるのか。そして100日目を迎えた彼らが選んだ本当に大切なモノとは…

『100日間のシンプルライフ』 (2018年) 111分
公 開: 2020年12月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・ヒューマントラストシネマ有楽町・シネマート新宿ほか全国で順次公開
原 題: 100 Dinge
監督・脚本:フロリアン・ダーヴィト・フィッツ
出 演: フロリアン・ダーヴィト・フィッツ、マティアス・シュヴァイクホファー、ミリアム・シュタイン
配 給: トランスフォーマー、フラッグ
公式サイト: https://100simplelife.jp


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