福島市の高湯温泉観光協会と福島市観光コンベンション協会は、全国のStay Homeの人を対象に、国内有数の硫黄泉として知られている高湯温泉の昔ながらの天然入浴剤『湯の花』を500名に無償提供する。

高湯温泉は開湯400年余、7軒の温泉宿と1軒の公共浴場を有し、温泉浴槽すべてが源泉かけ流しで、じゃらんリサーチセンターが実施した「じゃらん⼈気温泉地ランキング2017」の総合満⾜度の部で第一位を獲得したことがあるが、それまでの道も平坦ではなかった。2011年の東日本大震災と原子力災害、その後の出口の見えない風評被害に悩まされた。

最近では、2019年の台風19号による被害によって顧客の激減の苦難を経験している。そして、東日本大震災復興の象徴のはずの東京オリンピック・パラリンピックの延期も影響を与えている。厳しい状況が続くが、高湯温泉の『湯の花』入りのお風呂で、ステイホーム中においてもリラックスして過ごしていただきたいという想いから今回の企画が実現した。

申込概要：
申込先：　福島市観光コンベンション協会 HP（こらんしょふくしま）申込専用ページ
URL：　https://www.f-kankou.jp/stayhome-takayu/
応　募：　2020年5月13日（申込開始）　5月23日（申込締め切り抽選）　5月24日（順次発送）
対象者：　全国各地でステイホームに協力している方（500名限定）
無償提供：　高湯温泉『湯の花（粉末）』一袋（約120グラム）
※一般家庭の浴槽であれば6～7回分の使用容量（1回20グラム前後で使用できる）
注意事項：　・強めの硫黄臭
・メッキなどの金属に付着した場合黒ずみの原因となる
・追い炊き機能付きの浴槽での使用は故障の原因に繋がる
・飲用禁止
企　画：　福島市観光コンベンション協会、高湯温泉観光協会