夏季限定で公開されるブリュッセルの王宮
期間:2019年7月20日から 2019年9月15日まで
[リスヴェル編集部]2019年06月19日公開

エリア:ヨーロッパ  > ベルギー  > ブリュッセル / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

ベルギーの首都ブリュッセルの王立美術館の近くに、ベルギー国王の執務宮ならびに迎賓館として使わる「王宮(Royal Palace)」がある。この王宮は、毎年夏季(7月下旬〜9月上旬)に、絢爛豪華な内部を無料で見学できる貴重な機会として一般公開される。

王宮のあるクーデンベルグの丘は、かつて神聖ローマ帝国皇帝のカール5世が住んでいた場所として知られている。当時の宮殿は1731年の火事で焼失し、その後1780年代のオーストリア統治時代にネオゴシック様式の4つの建物が建てられた。その後も改築が繰り返され、ベルギー国王レオポルド2世の時代に現在の姿になった。

王宮内は、シャンデリアや絵画などの華やかな装飾で飾られており、螺旋階段、玉座の間、ギャラリーホールなど、見所は数多くあるが、その中にひときわ有名な「鏡の間」は必見。ベルギーの現代アーティスト、ヤン・ファーブル(「ファーブル昆虫記」で知られるジャン・アンリ・ファーブルのひ孫)が作った緑のスカラベの羽で輝く玉虫色の天井とシャンデリアは一見の価値がある。

ブリュッセルの王宮 夏の開園
開園期間:2019年7月20日~9月15日
入場無料
ブリュッセル王宮の公式サイト:https://www.monarchie.be/en/heritage/royal-palace-of-brussels

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