ハワイのソウルフードのひとつ「ポケ（ポキ）」が主役のイベント「第2回 ホノルル・ポケフェスト」が9月29日（土）の午後4時から夜8時までホノルルのアラモアナセンターで開催される。

ハワイの郷土料理としてローカルはもちろん旅行者の間でも大人気のポケ。今年8月に日本初のポケ専門店が表参道にオープンするほど、ハワイを訪れたことのある日本人であれば馴染みのあるハワイの料理だ。

ポキとは、ハワイ語で「切身」を意味する言葉で、魚介類の切身に、塩、醤油、食用油、海藻、香味野菜などを混ぜて調味した料理を指す。現在では専門店も増え、多種多様な味付けを行っており、アヒポキだけでも十数種類の味付けがある。古代ハワイアンには生魚を食べる習慣があり、獲れた魚をさばき、塩で味付けして海藻などと共に食べることが行われていた。ポキの切り身はアヒ（ハワイ沖合いで捕れるキハダマグロ）が主流だが、アク（かつお）やタコなどを使ったポキもある。

今年はカリヒの「アリシアズ・マーケット」やモイリイリの「アヒ・アサッシンズ」、カイルアの「ザ・ヒバチ」、ワイパフの「タニオカズ」、ダウンタウンの「アロハ・ポケ・ショップ」や「アロハ・コーンズ」、パールシティの「ポケ・オン・ダ・ラン」、カパフルの「ハワイ・スシ」など、オアフ島全土から選りすぐりの15店が自慢のポケを提供する。また、来場者の投票で決定するオアフの“ベストポケ”やポケ早食い大会などのイベントもある。

ハワイで人気のポケのお店とポケ好きが集まるフードイベントだけに、この機会にできるだけ多くのポケを味わいたい人には、好きなミニサイズのポケ６種類（$35）と10種類（$50）を選べる「ポケパス」が便利（オンラインで販売）。

このイベントの収益金は、ビーチクリーンアップをはじめ、ハワイの海岸や環境を守るための様々なコミュニティ活動を行う地元の非営利団体「サステイナブル・コーストラインズ・ハワイ」に寄付される。

第2回 ホノルル・ポケフェスト
日　時：　2018年9月29日（土）　午後4時〜8時
場　所：　アラモアナセンター海側駐車場
入　場：　無料
公式サイト：　http://www.honolulupokefest.com