- 2024.09.25
最優秀作品および入賞作品は、成田空港で開催する写真展にて一般に公開
デルタ航空が運航するハイテクジャンボ機「ボーイング747-400型機」は、年内ですべての機材が退役します。日本発路線では、10月30日の成田-デトロイト線の運航がラストフライトとなる予定です。
デルタ航空では、「空の女王(Queen of the Skies)」と呼ばれ広く愛されたジャンボ機を、お客様やファンの皆様と一緒に見送るため、今年7月から「Thank You 747-400 (ありがとう747-400)」プロジェクト(http://747.deltaskyinfo.jp/)を展開しています。その中心イベントとして、成田国際空港株式会社(NAA)と共催で実施したフォトコンテストには、600を超える作品が寄せられ、このほど航空写真家のチャーリー古庄氏により、優秀作品の選考が完了しました。
優秀作品の内訳は、最優秀賞1名、優秀賞11名、成田空港会社(NAA)賞1名、およびデルタ航空特別賞1名です。全受賞作品は、10月19日から11月7日に成田空港第一ターミナル中央棟5階の展示ギャラリーにて開催する写真展に展示されます。また、747プロジェクト特設サイトhttp://747.deltaskyinfo.jp/にて、250点以上の応募作品が閲覧いただけます。
最優秀賞に輝いたNagaotchi さん(ニックネーム)には、アトランタへのビジネスクラス往復航空券とデルタ航空博物館を訪問する旅をペアでお贈りします。10月30日発の747-400型機のラストフライトにお乗りいただき、アトランタにあるデルタ航空航空博物館の新展示「747エクスペリエンス」を訪れて、ジャンボ機の航空旅行への貢献の歴史に触れていただきます。帰国便では後継機としてデルタ航空の太平洋路線に新規導入されるエアバスの最新鋭機A350型機にて、全席個室タイプのビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」をいち早く体験していただく予定です。
最優秀賞 受賞作品
作品名: 旅立ちの夜
受賞者: Nagaotchi (ニックネーム)
審査員講評:
成田空港の展望デッキからの撮影ですが、撮れそうで撮れない作品です。まず背景の光跡がちょうど良い位置で離陸してゆく機体がないとこんな光にはなりません。また、この駐機場は照明の種類が複数あるため、ボディの色が濁りがちですが、白いデルタ航空機の美しさを表現できています。スターボード側(右舷)に地上支援車両がないクリーンな状態も好感がもてます。この一枚を撮るのに失敗作がどれだけあったか、作者の苦労が伝わります。
受賞者による作品解説:
この写真は、今年の1月に成田空港で撮影しました。この日の夜はとても寒く、薄手の手袋をして撮りました。後ろに写っている光跡は、A滑走路を離陸する機体です。この光跡を入れるのが非常に難しかったです。機体が離陸するのが低いと、尾翼と重なってしまいます。反対に高いと、全体のバランスが悪くなります。その結果、5~6機ほど狙い、ようやくベストの位置でフレームインすることができました。
受賞の感想:
今回の受賞を大変光栄に思います。未だに実感がありません。私が一番好きな機種である、ボーイング747型機に搭乗できることも嬉しいことです。大好きな航空機を、これからも撮り続けていきたいと思います。