ベルギーの都市トンゲレンのアンティーク雑貨市
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2016年07月 7日公開

エリア:ヨーロッパ  > ベルギー  > トングレン / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

ベルギーのフランダース東部リンブルグ州にある町「トンゲレン(Tongeren)」は、人口約2万人の決して大きな町ではないが、その歴史は2000年以上前の古代ローマ時代にさかのぼり、ベルギー国内ではトゥルネーと並び、ガロ・ローマ文化を担ったベルギー最古の町のひとつ。

そのトンゲレンがアンティークと雑貨の町として人気を集めている。古い石造りの遺跡が残る市内には、毎週日曜日になると国内外から観光客やバイヤーがやってくる。約40軒のアンティークショップと350軒のスタンド(移動店舗)が軒を連ね、骨董品、装飾品、ブロカント(美しいガラクタの意)、日用雑貨、デザイン雑貨、玩具などで、まさに蚤の市状態になる。

トンゲレンのアンティーク雑貨市のはじまりは1976年。町に住む7名の発起人からはじまり、瞬く間にベネルクス(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)最大の蚤の市に成長した。多くのスタンドは、駅前にあるEburonenhalホールとJulianus駐車場の2つの会場にある。その会場を取り囲むように、屋外にもアンティークの出店が並ぶ。

ベルギーでは日曜休業のお店が多いが、トンゲレンは例外で、アンティーク雑貨市が終わる午後1時から午後5時まで、日曜日も市内のお店は営業している。市内には、ベギン会院、聖母教会、ガロ・ローマ博物館、ローマ時代の遺跡など、町の歴史を反映した美しい観光名所があり徒歩で散策ができる。

トンゲレンのアンティーク雑貨市
開催日時: 毎週日曜日 午前6時から午後1時まで
場  所: トンゲレン
アクセス: 首都ブリュッセルからInterCity鉄道で約90分。マーストリヒトから直通バスで40分
トンゲレン市公式サイト: www.tongeren.be/Toerisme/Tourism_Tongeren/Antiques_market

Photo Credit: Visit Flanders

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