風景画家を魅了するベルヒテスガーデン国立公園の中のラムザウ村
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2016年04月29日公開

エリア:ヨーロッパ  > ドイツ  > その他のドイツの都市 / ジャンル:自然 , 

ベルヒテスガーデン国立公園は、バイエルン州東南に位置するアルプスの国立公園(208㎢)として1978年に制定された。南側には、エメラルドグリーンが美しいフィヨルドのケーニヒ湖がある。標高2,713mのドイツで3番目に高いヴァッツマン山が国立公園内の最高峰。風光明媚な観光地・保養地として多くの観光客が集まる。

ベルヒテスガーデンから4kmにある「ラムザウ村」もベルヒテスガーデン国立公園の中にあり、絵画のような風景として知られている。アルプスを背景に清流と木の橋、ロマンチックな聖セバスティアン教会の景色は、多くの画家により描かれて有名になった。この白い教会は、結婚式に相応しいもっとも美しい教会として、2014年にドイツで1位に選ばれている。

ベルヒテスガーデン国立公園では、風光明媚なアルプスの素晴らしい風景を楽しみながら、ハイキング、登山、スキーツアーなど、多種多様なアクティビティを楽しめる。生息する動物もベルヒテスガーデナー・ラント地方に匹敵するほど多彩。運が良ければ、アイベックス (野生の山羊) やマーモット、ワシ、ユキウサギ、アルプス・サンショウウオなど、アルプス生息種の動物たちに、自然の中で出会うことができる。また、高山植物が好きな人にも満足できるような、ホルミヌム・ピレナイクム(シソ科の多年草)やロードタムナス・カマエキスツス(アルペンローゼの一種))などの珍しい植物を見つけられる。

イエンナー・ロープウェイを利用すれば、国立公園境界部の標高1,800mまで登ることができる。この他にも、見学可能なベルヒテスガーデン岩塩坑やヴァッツマン・テルメ (温泉) 、ベルヒテスガーデン城、マルクトシェレンベルクの氷窟、オーバーザルツブルク現代史研究所、ケールシュタインハウスなど、観光場所も多彩。

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