- 2024.12.13
金属製の木管楽器サクソフォーン(サックス)を発明したアドルフ・サックス氏(Adolphe Sax 1814年11月6日〜1894年2月7日)は、ベルギーのワロン地方ディナンの生まれで、2014年に生誕200年を迎える。生誕200年を記念し、ブリュッセルの楽器博物館(Musical Instruments Museum)では、特別展「expo SAX200」を2014年2月8日から2015年1月11日まで開催する。
サクソフォーンは、クラシック音楽からジャズ、ポップス、ロックに至るまで、様々な分野の音楽で用いられる。吹奏楽やビッグバンドには欠かせない存在。オーケストラにも曲によっては参加することがある。テナー・サックス、アルト・サックス、バリトン・サックス、ソプラノ・サックスの4種類がもっともよく使われる。
expo SAX200は、サクソフォーンのあらゆる魅力を公開するだけでなく、発明の経緯、サックス氏が発明したその他の楽器、起業家としてのサックス氏、考案した医療機器、私生活など様々な視点からサックス氏を徹底解剖した展示だ。この展覧会では、世界で発展を遂げた楽器サックスを世界の博物館やプライベートコレクションから集めて展示し、その一部は一般公開が初となるものもある。期間中はコンサートやガイドツアー、ワークショップなどのイベントも予定されている。
Musical Instruments Museum (SAX200 Exhibition) 英語
http://www.mim.be/sax200-exhibition
Second photo:
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Sax.. Photo by HasufelRideri taken on September 16, 2010
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