和食がユネスコ無形文化遺産に登録
期間:2013年12月4日から
[リスヴェル編集部]2013年12月11日公開

エリア:アジア  > 日本 / ジャンル:グルメ・スイーツ , 

ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、2013年12月4日、「和食(日本人の伝統的な食文化)」を無形文化遺産に登録した。日本の無形文化遺産は21件目。健康食ブームを背景に世界中で「和食」人気が高まっている中での登録になった。

和食は、日本人の精神を体現した食の社会的習慣として、新鮮で多様な食材と味の尊重、健康的に優れた栄養バランスがとられた食生活、自然美と季節感の表現、年中行事との密接な関わりが上げられる。

ユネスコの無形文化遺産(Intangible Cultural Heritage)は、世界遺産が建築物などの有形の文化財保護と継承を目的としているのに対し、民族文化財、フォークロア、口承伝統などの無形のものを保護対象とすることを目指したもの。

食文化に関する無形文化遺産は、「フランスの美食術」、「地中海料理(イタリア、ギリシャ、スペイン、モロッコ)」、「メキシコの伝統料理」、「伝統料理ケシケキ(トルコ)」、「キムジャン文化(韓国)」が登録されている。

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