米国の聖パトリックス・デー
期間:2014年3月17日のみ
[世界のイベント(リスヴェル編集部)]2013年10月30日公開

エリア:アメリカ合衆国(本土) / ジャンル:イベント・フェスティバル , 

聖パトリックス・デー(St Patrick's Day)は、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日の3月17日。カトリックにおける祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日。アイルランドでは何世紀も前からこの日を祝う伝統が受け継がれてきたが正式に1903年より祝日となり、イギリスから独立後徐々に祭礼日として成長した。緑色の物を身につけて祝う日で、「緑の日」とも呼ばれる。

米国の聖パトリックス・デーは、シカゴのシカゴ川をフルオレセインで緑色に染め上げる風景は有名。またシカゴ市警察では着用する警察バッジを“緑の三つ葉”入りの特別な物にする。アイルランド系やカトリック教徒以外の者も参加することが多い。ニューヨークやボストンなど、アイルランド系移民の多い地域・都市で盛大に祝われる。なお、ウィスコンシン州のニューロンドンでは、この期間中だけ町名が「ニューダブリン」に変更される。

この日には、緑に染めたラガービールを飲んだり、コンビーフ・アンド・キャベッジをアイルランド料理として食べたりする習慣がある。現在見られるような聖パトリックス・デーの巨大パレードが始められたのは、実はアイルランドではなく、アイルランド系移民も多いアメリカ合衆国。イギリスの軍隊の兵役に従事していたアイリッシュの兵隊が1762年の3月17日にニューヨークの町を行進したのが始まりであった。現在ニューヨークのマンハッタンは世界で一番大きな聖パトリックの日のパレードが行われる場所である。(出典:聖パトリックの祝日 ウィキペディア)

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