- 2024.03.22
ニュージーランド航空は、環境保全に深い興味を持ち、氷の大地 南極の現状を広く伝える任務を担う方を世界中から募集します。
この「南極 - 途方もない大地、途方もない任務」の合格者には、お金では買えない、生涯忘れることのできない経験が待っています。まずニュージーランド・クライストチャーチにあるニュージーランド南極局本部に赴き、その後、ナショナル ジオグラフィック社カメラマン ジェイソン・エドワーズ氏とチームを組み2週間の氷上生活に赴いていただきます。
ニュージーランド航空の最高経営責任者(CEO)クリストファー・ラクソンは、次のように語っています。
「合格者は、地球上で最も壊れやすい特別な場所、南極にあるニュージーランドの研究支援基地『スコット基地』で生活するだけでなく、地球規模で進む環境問題について世界からの注目を集めるお手伝いをしていただき、南極で実施されている研究調査についても世界に伝えていただきます。」
「合格するためには、環境保全に対する熱意と、自分たちが住む地球を守るために一人一人ができることを考え、人々に伝える力が求められます。強力なコミュニケーション力と、南極の厳しい環境に負けない精神力が必要です。」
ニュージーランド航空は南極と深いつながりがあり、南極の研究を強力にサポートしています。その主な内容は以下の通りです。
• 博士課程終了後の研究を南極で行っている研究者2名に10万NZドル(約800万円)の資金援助
• カナダ、英国の南極研究者に対する、ニュージーランドへの渡航費用・機材の輸送費用の援助
• ニュージーランド人研究者が、共同研究のためカナダ・アメリカを訪れる際の渡航費用
• 極温暖化(polar amplification)調査研究プロジェクトでの、ニュージーランド極地研究所(NZARI)との連携
ラクソンCEOは、「このキャンペーンは、ニュージーランド南極局、NZARI、およびナショナル ジオグラフィック チャンネルの協力なしでは実現できませんでした」と述べるともに、「これら3社とのすばらしい提携関係によって、南極の壊れやすい環境に世界中の注意と興味を向けることができます。また、地球規模での環境保全に向けて一人一人がなすべき役割についても注意を喚起することができます」と述べています。
ラクソンCEOは、「この南極キャンペーンが、世界中の、環境・科学・冒険・クリエイティブにかかわるコミュニティの共感を呼ぶことを期待しつつ、世界各地からのたくさんのご応募をお待ちしています」と語っています。
募集は、2013年11月7日(木)午後1時(日本時間)までオンライン上で行われます。詳しくは、下記URLにてご確認ください。
www.airnewzealand.com/voiceforantarctica/jp
※ 本件は、2013年10月17日ニュージーランドで発表されている内容です。