- 2026.04.10
宮崎県日南市は、東に広がる日向灘の海岸線と西に連なる照葉樹林の山々、そして歴史情緒が残る飫肥城下町がひとつのエリアに集まる地方都市で、近年ウェルネスやスロートラベルを求める旅行者の関心を集めるエリアのひとつとなっている。日南市は2026年春に「海と森が交わる、静かなウェルネスエリア」をテーマに、市内3つの自然・体験スポットを紹介する情報を取りまとめた。
日南市の北郷エリアに位置する猪八重渓谷
NPO森林セラピーソサエティから「森林セラピー基地」に認定された照葉樹林の渓谷。整備された遊歩道沿いに大小さまざまな滝や清流が点在し、渓谷内では約300種類のコケ類が確認されている。片道約1時間の散策コースには「五重の滝」などの見どころもあり、水の音や鳥のさえずりに包まれた環境で、いわゆる"Forest Bathing(森林浴)"を体感できる場として位置づけられている。
詳細:https://www.kankou-nichinan.jp/tourisms/720/
同じ北郷エリアには北郷温泉あり!
北郷エリアにある北郷温泉では、日南市内で温泉文化を体験できる。複数の宿泊施設や日帰り入浴施設が点在し、森に囲まれた静かな環境で渓谷散策のあとに湯に浸かるという滞在スタイルは、心身の回復を目的とした旅行者にとって親和性が高い。日本固有の入浴文化を自然豊かな環境の中で体験できる点が特徴といえる。
日南市酒谷エリア:日本の棚田百選に選ばれた「坂元棚田」
日南市酒谷エリアには、日本の棚田百選に選ばれた「坂元棚田」が広がる。国道沿いの「道の駅酒谷」では地元の特産品や名物の草だんごを販売しており、周辺には日南ダムの湖畔景観も広がる。観光地化の進んでいない落ち着いた雰囲気は、日本の農村風景をゆっくり味わいたい旅行者に向く。
詳細:
https://www.kankou-nichinan.jp/tourisms/242/
https:/www.kankou-nichinan.jp/tourisms/289/
東九州自動車道の整備により、日南市へのアクセス環境は近年向上している。宮崎市内からは車で約1時間前後の距離にあり、九州周遊ルートの中に組み込みやすい立地でもある。海岸線の絶景から山間部の森・温泉・農村風景まで、複数の自然体験をコンパクトにたどれる点が、日南のウェルネス旅としての特徴となっている。



