サンタクロースのオフィシャルエアラインであるフィンエアーでサンタクロース財団の公認サンタクロースが来日した。サンタクロースは成田空港に到着後、フィンエアーが就航する東京・名古屋・大阪の3都市を訪れ、クリスマスに先駆けて各地で人々と交流するグリーティングイベントに参加した。

2025年11月28日（金）、サンタクロースはトナカイがひくソリではなく、フィンランドと日本を結ぶ直行便AY073便で成田空港に到着。到着時には「1年で最も忙しい時期を前に、トナカイを休ませてあげなくてはならないので、今日はフィンエアーで来たんだよ」とユーモアたっぷりに語った。その後、成田空港内の特設ブースでミート＆グリートが行われ、サンタクロースを心待ちにしていた来場者が次々に記念撮影を楽しんだ。

フィンエアーでは、日本到着前にサンタクロースが世界サンタツアーに出かける準備をする様子を特別に撮影し、ホリデーシーズンの高揚感を伝えるスペシャル動画として公開している。フィンランド北部ラップランドにあるサンタクロースの拠点ロヴァニエミでの様子を収めた映像で、家族連れやクリスマスシーズンの旅行を計画する人が、自宅にいながらフィンランドの雰囲気を感じられる内容となっている。
サンタクロースの準備の様子：https://www.youtube.com/watch?v=2ZmbgnVhtdk

サンタクロースは12月4日（木）まで日本に滞在し、東京・渋谷や名古屋・中部国際空港などで開かれたグリーティングイベントに参加。日本での活動を終えた後は、イギリスと韓国を訪れ、同様のイベントに参加する予定。世界の子どもたちにクリスマスの夢やメッセージを届けるスケジュールとなっている。

フィンエアーは1983年以来、40年以上にわたりサンタクロースとともに世界中の子どもたちにクリスマスの夢を届けてきた歴史を持つ。ロヴァニエミのサンタ村には一年を通じてサンタクロースが常駐しており、日本からはヘルシンキ経由でアクセスが可能。2025年冬期スケジュール（10月26日以降）では、東京・羽田線を毎日運航し、東京・成田線と大阪線を週4便で運航しており、夏期には名古屋線も設定されるなど、日本各地からサンタクロースの故郷へ向かうルートが整っている。

今回のサンタクロース招聘を通じて、クリスマスシーズンの特別な体験としてフィンランドやラップランドへの旅を身近に感じてもらうとともに、人々に喜びと優しさ、大切な人とのつながりを届けるという企業姿勢を改めて伝える機会となった。

フィンエアー
https://www.finnair.com/jp-ja