ハワイを含むポリネシア圏で伝統的に飲まれている「カヴァ」をテーマにしたイベント「カヴァ・フェスティバル」がオアフ島のUniversity Laboratory School（ユニバーシティー・アヴェニューとドール通り）で開催される。ハワイ通でもカヴァを飲んだことのある人は意外と少ないのではないだろうか。カヴァにはリラックス効果があるとされているが、お世辞にも美味しいとは言えない。

カヴァはハワイ語では'AWA（アヴァ）。カヴァとは、南太平洋のメラネシアかポリネシアにまたがる地域の胡椒科の植物で、根を乾燥させ粉状にして水に混ぜるか、水で揉み出した泥水状の液体をカヴァと言い、宗教的あるいは社会的な儀式にも用いられ重要視されてきたが、今では嗜好品としても飲用されている。カヴァの効果は鎮静作用を主とし、アルコールは含有しないが陶酔感や口内のしびれを感じることがある。

カヴァ・フェスティバルでは、カヴァの試飲、カヴァの鉢植え販売、ポイメイキング、ロミロミマッサージ、フードブースなど文化教育を兼ねた様々なブースが出展し、地元の人気アーティストによる生演奏もある。

カヴァ・フェスティバル（Kava Festival2015）
開催日：　2015年10月17日（土）　午前9時30分 〜 午後11時
開催地：　University Laboratory School
入場料：　無料
ＵＲＬ：　http:/kavafestival.org（英語）

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