愛知県無形民俗文化財「朝倉の梯子獅子」が3年ぶりに奉納
期間:2022年10月1日から 2022年10月2日まで
[リスヴェル編集部]2022年09月15日公開

エリア:アジア  > 日本  > 愛知 / ジャンル:イベント・フェスティバル , 

新型コロナウイルス感染症の影響で2020年から中止していた愛知県知多市新知字東屋敷の牟山神社に伝わる獅子舞「朝倉の梯子獅子」の奉納が3年ぶりに行われる。

朝倉の梯子獅子は、愛知県指定の無形民俗文化財になっている。毎年10月の第1日曜日に「本楽」、その前日の土曜日に「試楽」が朝倉梯子獅子保存会によって行われる。

31段の梯子と高さ9メートルのやぐらの上で、2人1組の獅子がお囃子に合わせ曲芸的な演技、はなれ技を披露する。運勢の舞、櫓上の舞、感謝の舞の三部で構成され、1組約30分の舞が奉納される。

朝倉の梯子獅子の由来は、慶長3年(1598年)に朝倉村で農作物を荒らしていたイノシシを梯子攻めにして退治したことで、翌年の田畑は荒らされず大豊作となったことから、慶長4年に豊年祭とイノシシ供養のために獅子舞を演じたのが始まりとされている。

2022年の朝倉の梯子獅子
試 楽: 10月1日(土)午後7時
大祭式典:10月2日(日)午前10時
本 楽: 10月2日(日) 午前11時・午後1時・午後7時
子供獅子奉納:10月2日(日)午後2時頃
開催場所:牟山神社(新知字東屋敷 名鉄常滑線「朝倉駅」下車徒歩3分)

【お問い合わせ】

risvel facebook