通常非公開!京都の尼門跡寺院「霊鑑寺」で椿の咲き誇る庭園を特別公開
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2022年03月14日公開

エリア:アジア  > 日本  > 京都 / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 

尼門跡寺院・京都「霊鑑寺」では、2022年3月19日(土)から4月10日(日)までの期間、如意輪観音像を安置している本堂を公開のほか、椿咲き誇る美しい庭園を自由に散策できる春の特別公開を開催する。

「椿の寺」として知られる霊鑑寺は、承応3年(1654)、後水尾(ごみずのお)天皇の皇女・多利宮(たりのみや)を開基として創建され、歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院。別名「谷の御所」と呼ばれた格式と清楚な佇まいを今に伝えている。

後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院は、「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁で飾られ、本堂は江戸幕府十一代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)が寄進したもので、如意輪観音像を安置している。後水尾天皇が椿を好まれたことから、広い庭内には100種類以上の名椿が植えられている。

庭園で見ることができる椿は、日光椿(京都市指定天然記念物)をはじめ、散椿、白牡丹椿、舞鶴椿など、100種類以上。椿は種類によって開花時期が異なるため、訪れる時期によってちがった景色を楽しめる。苔の上にぽとりと花が落ちる姿や、散椿の花びらが地面に散り積もる様子など、散ったあとも美しいのが椿の醍醐味。

公開期間中にしか購入できない霊鑑寺オリジナルの御朱印帳や、椿があしらわれた御朱印も用意している。

霊鑑寺 春の特別公開
拝観期間:2022(令和4年)年3月19日(土)~4月10日(日)
拝観時間:10:00~16:30 (最終入場 16:00)
拝観料 :大人 600円、小学生 300円、幼児 無料 ※団体15名以上 540円
所在地 :〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町12
宗 派 :臨済宗南禅寺派
アクセス:京都駅から市バス5系統「真如堂前」「錦林車庫前」下車徒歩約7分、市バス100系統「宮ノ前町」下車徒歩約5分 ※駐車場無し
御朱印 :通常御朱印(300円)、令和4年限定御朱印(400円)

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