2022年1月にカンボジアで開催されたASEANツーリズムフォーラム（ATF）において、フィリピンの代表的な避暑地であるバギオ市とイザベラ州イラガン市が「ASEANクリーン観光都市賞」を受賞した。

ASEANクリーン観光都市賞は、文化的、自然的、人工的な観光地を有する都市の「環境に対する配慮」「清潔さ」「安全性」などの項目を評価して決定される。フィリピンの夏の首都とも呼ばれるバギオ市は、フィリピン有数の教育都市としても知られ、治安の良さと優秀な講師が多いことから英語を学ぶ外国人にも人気。

ASEANツーリズムフォーラム（ATF）は、ASEAN加盟10か国の観光大臣や日中韓の閣僚などが参加するASEAN地域全体および各国の観光促進をテーマとした会合。毎年1月にASEAN加盟国が持ち回りで開催している。