「身延山ロープウェイ」40年ぶりの新型パノラマビューゴンドラ導入
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年02月 2日公開

エリア:アジア  > 日本  > 山梨 / ジャンル:乗り物(レンタカー・クルーズ・鉄道) , 

身延登山鉄道は、山梨県身延町の「身延山ロープウェイ」に40年ぶりとなる新型のパノラマビューゴンドラ(乗車定員41名)を2021年2月23日(火・祝)より2基導入する。これは日蓮聖人御降誕800年記念事業の一環。

身延山ロープウェイは、日蓮宗総本山・身延山久遠寺のある山麓と身延山山頂を約7分で結ぶ三線交走式のロープウェイ。その高低差は763mと関東一を誇る。山頂の展望台からは、東に富士山、南に駿河湾・伊豆半島、西に七面山、北に早川渓谷・南アルプス・八ヶ岳連峰・甲府盆地など、雄大な自然が織りなす360度の大パノラマを満喫できるのが特徴。

今回の取り組みは、日蓮宗を開宗した日蓮聖人の御降誕800年を記念して実施するもので、2基のゴンドラに日蓮宗総本山身延山久遠寺第92世内野日総法主猊下に命名。1号車「知恩(ちおん)号」は、魔除けを意味する朱色を基調とした搬器で、内天井には久遠寺天井画の墨龍。2号車「報恩(ほうおん)号」は、“神秘”を意味する藍色を基調とした搬器で、内天井には七面山敬慎院の天井模様。

眼前に広がる絶景をさらに楽しめるように、足元付近までの大きなパノラマガラスを採用。また、ゴンドラ内には液晶モニターを搭載しており、身延山の歴史や車窓から見える景色を多言語で案内する。

2021年2月1日(月)から2月22日(月)までの期間、新ゴンドラへの交換作業に伴いロープウェイは運休する。

身延山ロープウェイ運行概要:
運行時間: 11/16~3/15 9:00~15:40(下り最終16:20)
3/16~11/15 8:40~16:00(下り最終16:40)
※20分間隔で運行(混雑状況により臨時運行あり)
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の短縮あり
所要時間: 片道約7分
料  金: 往復 大人1,500円、小人(4歳~12歳未満)750円
片道 大人 860円、小人(4歳~12歳未満)450円
線路全長: 1,665m
高低差 : 763m
最急勾配: 約33度
公式サイト:http://www.minobusanropeway.co.jp

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