ハイアット、新衛生対策「グローバルケア&クリーン」を発表
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年05月 7日公開

エリア:指定なし / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , 

ハイアット ホテルズ コーポレーション(以下、ハイアット)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに鑑み、新衛生対策となる取り組み「グローバルケア&クリーン」を発表した。

ハイアットは、GBAC STAR認証取得への取り組みを発表した初めてのホスピタリティーブランドとして、衛生的で安全かつ健康的なホテル環境の構築のために、実践に基づく清掃、消毒、感染症予防プログラムを通じて、GBAC STAR認証の取得を目指す。GBACは、世界的な洗浄業界団体であるISSAの一部門であり、病原性微生物による脅威の分析と緩和における専門家集団で構成されており、特に生物学的脅威、COVID-19によるパンデミックのようなリアルタイムの危機に対処している。

従業員の働く環境は、ゲストへのサービス向上とケアを推進する核となることから、COVID-19感染予防対策として、従業員やゲストの安全を確保するために、新たな作業手順やトレーニングの開発を続けていく。今後、従業員へのヒアリングを毎日実施し、従業員にとっての快適性、ホテルの衛生水準、作業手順、ゲストへのサービスなど、各ホテルのチームリーダーは従業員のリアルタイムなニーズに対し、機会や必要に応じて対応する体制を整えていく。また、2020年9月 までには、衛生管理者として再トレーニングを受けたスタッフを少なくとも1名ハイアットの各ホテルに配置する予定。

新しい運営ガイダンスとプロトコル:
・衛生水準維持のための従業員の認証、訓練、再認証プロセス
・接触の多いあらゆる表面、客室、共有スペースにおける病院レベルの消毒剤による洗浄頻度の加増
・レストラン、ルームサービス、会議および宴会利用での食品安全と衛生プロトコルの実施
・ホテル内の公共エリア、従業員エリア、エントランスでの手指消毒剤の設置
・空気の清潔性を確保するための浄化装置の設置
・従業員が着用する防護マスクやその他の器具の準備
・ホテルの公共エリアにおけるソーシャル・ディスタンスの案内

ハイアットは、COVID-19危機の発生時、垣根を超えたグローバル・クロスファンクショナル・チームを編成し、感染症と労働衛生に関する専門家と共にCOVID-19の調査結果や情報に応じた各ホテルへの詳細なガイダンスを迅速に策定・更新し、個別のニーズや状況に対応してきた。今回、ホスピタリティー業界および医療の専門家との関係を継続し、発足したワーキンググループは、引き続きハイアットのビジネスの主要分野について助言していく。

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