ヒルトン、ホテルの衛生基準を新たに策定
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年05月 6日公開

エリア:指定なし / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , 

国際的なホテルチェーン「ヒルトン」は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の状況下で変わりゆくゲストの要望に応えるために、新たな衛生・消毒基準を策定し、世界各地のヒルトングループのホテルに導入するためのプログラム「ヒルトン・クリーンステイ・ウィズ・Lysolプロテクション(Hilton CleanStay with Lysol Protection)」を2020年6月より開始する予定。

ライゾール(Lysol)やデトール(Dettol)などの洗浄・消毒製品メーカーであるRB社と、全米屈指の医療機関であるメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)の協力のもと、ホスピタリティ業界では初めて、ゲストにチェックインからチェックアウトまで、より清潔で安全な滞在のために高度なプロセスやチームメンバー(従業員)へのトレーニングを開発する。

「ヒルトン・クリーンステイ」は、すでにヒルトングループのホテルで採用されている医療レベルの洗浄製品と高度な清掃手順による高水準のハウスキーピングと衛生管理を更に徹底させるプログラムであり、ヒルトンが有する18のブランド、6,100軒以上のどのホテルに滞在する際も、ゲストが安心して利用できることを目指す。このプログラムでは、客室、レストラン、フィットネスルーム、その他のパブリックスペースなどの衛生面に重点を置いている。

現在、プログラムの詳細を詰めている段階で、近日中にその内容を発表する予定。検討中のヒルトンブランドスタンダードには以下のガイドラインが含まれる。

ヒルトンの「クリーンステイ客室」シール:
客室のドアにシールを貼ることで客室には徹底した清掃と消毒が施され、その後に入室者がいないことをゲストに示すことによる安心感

徹底した消毒が必要な最も頻繁に触れる10のエリア:
照明スイッチ、ドアハンドル、テレビのリモコン、温度調節器など、人が頻繁に触れる客室内のエリアに対し徹底した消毒

紙のアメニティの撤去: ボールペンや紙類、ゲスト・ディレクトリーを撤去し、デジタル製品で補完

フィットネスセンター:
利用者の人数制限を含め、ホテル内のフィットネスセンターの消毒に関するガイドラインを改善

高頻度の清掃: ホテル内のパブリックスペースの清掃回数の増加

消毒用ウェットティッシュの提供:
主要なエントランスや人が密集するエリアに消毒ステーションの設置

コンタクトレス・チェックイン: デジタル・キー技術の強化

画期的な消毒技術: 静電噴霧器やUVライトなどの新技術の導入

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