マニラの城壁都市イントラムロスを「持続可能な創造的都市遺産地区」に認定
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[リスヴェル編集部]2020年01月14日公開

エリア:アジア  > フィリピン  > マニラ / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 

フィリピン政府観光省は、持続可能な観光産業を継続することを目的として、フィリピン首都マニラに位置する城壁都市であるイントラムロス地区を「持続可能な創造的都市遺産地区」に認定した。

イントラムロス地区は、16世紀にスペイン人たちによって建てられたマニラの最古の地区。当時建設された世界遺産のサン・アグスティン教会が現存し、スペイン時代の影響が保たれるマニラ唯一の地区であるため、観光客も訪れる。

イントラムロス管理局は、2022年以降の取り組みについて、(1)都市再生の収束、(2)文化遺産、(3)持続可能な観光の3つのビジョンを採用し、これに基づき、保全管理計画(CMP)の準備、主要道路の「歩行者化」、広場の再開発等のプログラムを順次実施予定。

持続可能な観光産業を確保する為には、大きなビジョンから始まる包括的な管理計画が必要になる。イントラムロス管理局のビジョンは、住民と観光客双方にとっての福祉、経済発展、文化遺産の保全と統合を目指している。

フィリピンにとって日本は、韓国、中国、米国に次ぎ第4位のマーケットとして、フィリピンを訪れた渡航者は、2016年には53万人、2017年には58万人、2018年には63万人と好調に推移。日本からは、羽田、成田、大阪、名古屋、福岡、札幌の各都市からマニラ、セブ、クラーク間において直行便が運航されている。

フィリピン政府観光省公式サイト:http://www.mottotanoshiiphilippines.com/

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