- 2025.03.17
デルタ航空は、2019年8月31日より、成田-シアトル線にエアバス社製の次世代航空機A330-900neo型機を導入します。これにより、デルタ航空は日本でA330-900neo型機を運航する最初の米国航空会社となります。A330-900neo型機は、受賞歴のあるデルタ・ワン スイート29席、好評のデルタ・プレミアムセレクト28席、デルタ・コンフォートプラス56席、メインキャビン168席の合計281席で、初就航と同時に4つの座席クラスを搭載する最初の機材となります。
マイレージプログラム「スカイマイル」会員の方は、航空券を予約した後でもマイルを使用してお座席をアップグレードすることが可能です。成田-シアトル線で新たに運航を開始するA330-900neoでは、デル・ワン スイート、デルタ・プレミアムセレクト、デルタ・コンフォートプラスへ、delta.comまたはFly Deltaアプリを使って、アップグレードすることができます。
A330-900neo型機は、デルタ航空の子会社であるデルタ・フライト・プロダクツ (Delta Flight Products) が開発した、新しいワイヤレス機内エンターテイメントシステムを搭載した最初のワイドボディ機材となります。高速2Kuインターネット接続を装備し、iMessage、WhatsApp、Facebookメッセンジャーのテキストメッセージを無料で送受信することが出来ます。
また、A330-900neo型機は二酸化炭素排出量を削減し、1座席あたりの燃費を前世代の航空機に比べて20%以上改善しました。エアバスA330-900neoの運航開始により、デルタ・ワン スイートとデルタ・プレミアムセレクトを提供する機材は、エアバスA350とボーイングB777に続く3機種目になります。
ハブ空港としてのシアトル
成田-シアトル線では、3月2日より、デルタ・ワン スイートとデルタ・プレミアムセレクトを搭載したエアバスA350-900型機を導入します。また4月2日には関空-シアトル線が就航し、ボーイングB767-300ER型機で運航を開始します。
デルタ航空は、ハブ空港であるシアトル-タコマ国際空港から、ピーク日には50都市以上の目的地に向け、150便以上を運航しています。占有面積21,000平方フィートのラウンジ「デルタ・スカイクラブ」は、「北米のベスト空港ラウンジ」(North America’s Leading Airport Lounge) に3年連続で選ばれました。現在建設中の国際線到着施設は、昨年12月に最終の屋根梁を設置し、2020年にオープンする予定です。占有面積は450,000平方フィートで、1時間あたりの利用者数は倍になります。パスポートチェックのカウンター数も倍にし、パスポートチェックを迅速化するためのテクノロジーを採用し、手荷物受け取りも簡易化します。