ニュージーランド航空、機内サービスの未来を研究中
期間:指定なし
[ニュージーランド航空]2017年05月19日公開

エリア:オセアニア  > ニュージーランド / ジャンル:航空会社 , 一人旅 , 企業動向・セミナー

ニュージーランド航空は、テクノロジーがもたらす未来型機内サービスを研究・開発しており、この度、その一部を公開しました。

当社は情報技術サービスプロバイダであるディメンション・データ社と協力し、マイクロソフト社のAR(拡張現実)ビューア「Microsoft HoloLens」(以下、「HoloLens」)を使った、ユニークなソフトウェアの開発を進めています。機内で客室乗務員がこのゴーグル型端末を装着すると、接客しているお客様のさまざまな情報が集約され、ゴーグル内に表示されます。

取り扱われるデータとして、例えばお客様のお好みの食事や飲み物、ご旅程、会員情報詳細などの表示が可能です。また、視覚及び聴覚情報を通じて、お客様のお気持ちを参照できる機能もあります。

ニュージーランド航空のチーフ・デジタル・オフィサー(CDO)アヴィ・ゴランは、当社が「HoloLens」のように新しく公開された技術を、積極的に試す企業文化を育んできたとして、次のように述べています。

「このソフトウェア開発はパートナー企業と協力したプロジェクトの一つで、テクノロジーによって、私たちのパフォーマンスが向上し、個々のお客様のニーズに合わせたサービスをご提供することができ、顧客満足度を高められるということが分かりました」

さらに、このソフトウェアの活用により、客室乗務員業務のペーパーレス化を推進することもできるため、環境面での貢献も期待できます。

ニュージーランド航空は、さまざまなパートナー企業と協働し、イノベーションにおいて世界各地で高く評価されております。近年は顧客満足度向上のために、数多くの革新的な事例を導入いたしました。チェックインを効率化するために預け入れ荷物の自動化を図ったり、親や保護者がお子様のひとり旅を段階ごとに確認できる、ICタグ付きのリストバンド「エアバンド™」を実現したのが一例です*。 「エアバンド™」は、2016年のCAPAアジア太平洋航空賞において、「イノベーション・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。

ニュージーランド航空が「HoloLens」を実験的に使用したビデオは、こちらでご視聴いただけます。

* 2015年11月26日プレスリリース「ニュージーランド航空、お子様のひとり旅に世界で初めて『エアバンド』を導入」を参照。

※本件は、2017年5月17日にニュージーランドで発表されている内容です。

【ニュージーランド航空について】
ニュージーランド航空は、1940年に設立された国際航空会社です。ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平洋を含む18ヶ国50都市以上への直行便を運航し、スターアライアンスに加盟しています。日本からニュージーランドへ直行便を運航する唯一の航空会社でもあります。ニュージーランド国内は玄関口のオークランドを中心に約20都市を結び、また、全日空とのコードシェア便により、日本各地からの乗り継ぎも便利です。同社は、AirlineRatings.comの「エアライン・オブ・ザ・イヤー」(2014年から4年連続)や、2017年に新設されたトリップアドバイザー「トラベラーズチョイス™ 世界の人気エアライン2017」をはじめ、毎年数々の賞を受賞しており、安全性、定時性、サービスのクオリティ、環境への配慮など様々な面で高い評価を受けています。
公式ホームページ: www.airnewzealand.jp
Facebook: www.facebook.com/AirNZJP

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