台湾では、各行政区によってランタンフェスティバルが行われているが、台北市における2017年年初の大型イベントのひとつとして、台北市観光伝播局が「2017台北ランタンフェスティバル」と銘打ったランタンフェスティバルが2月4日から2月12日までの9日間、今年は西区に会場を移して実施される。

9日間連続で展示される「花燈」と呼ばれるランタンや様々な関連イベントで台北の元宵節を祝う。メイン会場は北門、中華路一段で、そのほか成都路、賓慶路、漢中街など。

北門や大稲埕、艋舺といった旧台北城の西部周辺の観光地を結び付けるように行われる予定で、露店的要素（ポップでおしゃれなマーケットや、大道芸人等）との融合も楽しそうだ。伝統的な文化の中に新たなストーリーを見出し、台北ランタンフェスティバルの新しいスタイルを打ち出そうとしている。

もうひとつの特徴は、携帯電話との連動や最先端の科学技術等を導入し、レーザーマッピング、VR、AR、ホログラムといったインタラクティブ技術による光の芸術ショーを創り出す。2月11日にはパレードを予定しており、大いに盛り上がりそうだ。今年の目玉は、北門の3Dマッピング！

2017台北ランタンフェスティバル
期間：　2017年2月4日〜2月12日
場所：　北門、中華路一段（メイン会場）
公式サイト：　https://2017.lanternfestival.taipei/jp/