2016年春、歴史あるビール醸造所「ブルゴーニュ・デ・フランドル」がブルージュの中心部に約60年ぶりに戻ってきた。醸造所の見学もできるため、ベルギービールの歴史のビデオ（日本語字幕あり）を鑑賞し、ビールの原料、醸造・発酵について理解を深めた後、出来立てのブルゴーニュ・ド・フランドル・ビールを試飲できる。ブルゴーニュ・デ・フランドル醸造所は、マルクト広場やダイフェル運河から徒歩3分のとても便利な場所にある。

ブルゴーニュ・デ・フランドルの名が歴史上に登場したのは18世紀だが、醸造所が誕生したのは1825年。しかしその後1957年にこの醸造所は閉鎖されてしまう。ブルゴーニュ・デ・フランドルの製法は、ブラバント州イテルベークの町にあるティメルマンス醸造所に引き継がれ、60年近い時を経てついにブルージュの町に再オープンすることになった。

ブルゴーニュ・デ・フランドルは、元々ブルージュで醸造されていたモルトの甘みとうまみが特徴のレッド・ブラウン・エールビールとランビックビールをブレンドした珍しいビール。ランビックビールはティメルマンス醸造所のオーク樽で約8か月間熟成させることにより苦味と甘み、そして酸味が見事に調和した深い味わいを生み出している。醸造所には、レストランも併設されているのでランチもオススメ！

ブルゴーニュ・デ・フランドル・ビール醸造所
住　所：　Kartuizerinnenstraat 6, 8000 Brugge
開　館：　火曜日～日曜日　午前10時～午後6時（月曜日休館）
入館料：　10ユーロ／大人（1杯のビール又はソフトドリンク付き）
見　学：　説明は英語、オランダ語、フランス語、ドイツ語。ビデオには日本語字幕あり（40分）
公式サイト：　http://www.bourgognedesflandres.be/en