- 2019.01.17
マンハッタンの南端、ニューヨークの港に浮かぶ約70万㎡の島ガバナーズ・アイランドの開発を担当するザ・トラスト(The Trust for Governors Island)は、現在工事を進めている、緑豊かな人口の丘を有するパーク、「ザ・ヒルズ」を本年7月19日にオープンします。
マンハッタンからフェリーを利用して5分で到着するガバナーズ・アイランドは、過去には沿岸警備隊が使用しており、州の管理となったのち、2003年に市の管轄の下での開発が決定、広く市民の憩いの場として開放するためにパブリックアート作品を誘致し、公園を整備しました。その結果、夏場のみ開放される公園として人々に親しまれるようになり、2003年に年間8,000人だった訪問者数は、昨年は4か月で45万人が訪れるほどの人気の観光地となりました。
この島にオープンする4つの丘を配した新しいパーク「ザ・ヒルズ」は、同地に建設されていた建物の廃材などを利用し、緑豊かな人工の丘を築くもので、その中でも20メートル(ビル6階程度)を誇る「アウトルック・ヒル」が園内のハイライトとなります。頂上からは、マンハッタンやブルックリン、自由の女神が一望でき、360度絶景をお楽しみいただけることから、夏のニューヨークの新しい観光スポットとなる事が見込まれています。
Ø グラッシ―・ヒル:草原を配したスロープ
Ø スライド・ヒル:市内最長を誇る滑り台(スライダー)がある(12M)
Ø ディスカバリー・ヒル: レイチェル・ホワイトレッドの作品「キャビン」をフィーチャー した高さ12Mの丘
Ø アウトルック・ヒル:マンハッタン、ブルックリンからジャージー・シティまで自由の女神とニューヨーク港が一度に見渡せる絶景ポイントが頂上(20M)にあります。
【ガバナーズ・アイランド】
オープン期間: 2016年5月28日~9月25日
オープン時間: 月~金曜日 午前10:00~午後6:00
土・日・祝日 午前10:00~午後7:00