プラハが世界に誇る『プラハの春　国際音楽祭』が5月12日（木）より始まります。この音楽祭が始まったのは1946年のこと。チェコ・スロヴァキアが国家として復活してから一周年を祝う行事として開催され、「抑圧からの解放」や「自由な空気の到来」を象徴する国民的行事として、今も大切に受け継がれています。71回目を迎える今年のオープニングコンサートは、エストニア出身のパーヴォ・ヤルヴィが指揮し、チェコフィルハーモニー管弦楽団が“我が祖国”を演奏します。有名な“モルダウ（ブルタヴァ）”は、チェコの母なる大河が音に描かれ、その哀愁に満ちた旋律は日本でもよく知られていることでしょう。
アール・ヌーヴォー様式の内装が美しいスメタナホールは、総客席数1,067席と決して大きなホールではありませんが、高い天井とガラスのドームが一段と雰囲気を盛り上げます。
感動の一夜を旅の思い出としていかがでしょう？

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