オレンジ・カウンティってどんなところ?
期間:指定なし
[オレンジ・カウンティ観光協会]2016年02月 1日公開

エリア:アメリカ合衆国(本土)  > カリフォルニア州  > カリフォルニア州のその他の都市 / ジャンル:ショッピング・お土産 , 観光情報・観光局・現地便り , 

オレンジ・カウンティは夢を実現できる場所として、起業家や革新的なアイディアを持った人々が集まる場所です。農業、航空、医療、スポーツだけでなく、今まで存在しなかった新しい分野の有名企業が生まれた場所です。ここで生まれ、その分野で世界的な影響を及ぼした企業のいくつかをご紹介します。


エレキとサーフ・ロック:フラートン
レオ・フェンダーが生み出したソリッド・ボディーのエレキ・ギターはポピュラー・ミュージックに大変革をもたらしました。フラートンのハーバー・ブルバードにあるラジオ修理工場で彼がこの新しい楽器を完成させると、アメリカ中のミュージシャンの注目が集まりました。「サーフ・ギターの王様」、ディック・デールと共に開発したShowman アンプはOCに端を発したサーフ・ロック・カルチャーの成立に大きく寄与しました。バディ・ホーリー、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、ジミー・ペイジやキース・リチャーズなどもこのフェンダー・ギターで演奏していました。現在はフラートン博物館のフェンダー・ギャラリーにも展示されています。ハンティントン・ビーチにあるInternational Surfing Museumではディック・デール、サーフ・ギター、サーフ・ロックについてなどの展示もあります。


バレンシア・オレンジ
「バレンシア・オレンジの父」とも言われるチャールス・C・チャップマンは、何十年に渡って地域のオレンジ産業の躍進に貢献しました。彼は地域で初めて自身のオレンジを3つのブランドのもとに商業化に成功させました。 中でも「Old Mission」は遅い収穫で完熟させる事で冬の時期により高値で販売し、新しい市場を拓きニューヨーク市場を32年間に渡って独占しました。他にも、ノース・オレンジ・カウンティで石油の開発を陣頭指揮し、フラートン・ビルや研究所を建設。現在オレンジ・カウンティにあるチャップマン・ユニバーシティ創設者でもあります。彼が1875年に最初に植えたとされるオレンジの木は現在でもフラートン植物園に残っています。


サーフィンとセーリング:ラグーナ・ビーチ
1950年代当時、12フィートの木のボードで波に乗る「サーフィン」に夢中だったラグーナ・ビーチに住むホビー・アルターは自宅のガレージでサーフ・ボードのデザインをいろいろ考えていました。1954年、デイナ・ポイントにオレンジ・カウンティ初のサーフショップを開店した彼は、1967年には友人のゴードン(グラビー)クラークと共にプリウレタン・フォームを利用して軽くて短いボードを開発、サーフィンの大衆化に大きく貢献しました。また、セーリングにおいても安価で軽い双胴船「ホビーキャット」を発表し海外でも大人気となりました。ホビーが初期に作ったサーフ・ボードは、サンクレメンテにあるSurfing Heritage Foundation 、またはハンティントン・ビーチにあるInternational Surfing Museum で展示されています。ホビーの他にもオレンジ・カウンティ出身でスキムボード、ブギーボード、サーフィン・フィルム、サーフィン雑誌、ウエアや道具で財を成した人材は数知れずいます。

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