市川海老蔵、シンガポール公演再び!
期間:2015年10月17日から 2015年10月18日まで
[リスヴェル編集部]2015年09月17日公開

エリア:アジア  > シンガポール / ジャンル:アート・カルチャー・歴史・ミュージック , 

歌舞伎役者の市川海老蔵さんの革新的な世界が『EBIZO ICHIKAWA Ⅺ'S JAPAN THEATER 2015』と銘打ち、再びシンガポールで開催される。

市川海老蔵さんが歌舞伎をもっと身近に感じてもらいたいと国内の各都市での自主企画公演で始めた「古典への誘い」が起源となり、世界へ発信していくために“JAPAN THEATER”と命名し、昨年11月にシンガポールで公演を行った。

日 時: 2015年10月17日(土) 開演①15:00 開演②19:30
         10月18日(日) 開演③15:00
会 場: マリーナベイサンズ グランドシアター
     10 Bayfront, Avenue, Singapore 018956
料 金: S席350$(35,000円)※お土産付/A席185$(18,000円)/
     B席145$(14,000円)/C席115$(11,000円)/D席89$(9,000円)
問合せ: Zen-A(ゼンエイ) TEL:03-3538-2300 平日11:00~19:00
公式サイト: http://www.ichikawaebizo.com/singapore/2015/

【演目詳細】
一、口上

二、『嫐(うわなり)』
歌舞伎十八番のひとつである『嫐(うわなり)』は、元禄12(1699)年、初代市川團十郎が演じた『一(いっ)心(しん)五(ご)界(かいの)玉(たま)』が、その初演と伝えられている。しかし台本などが残っていないため、詳しい内容は不明で、16世紀から17世紀初めにかけて日本に存在した「後妻(うわなり)打(う)ち」という風習を取り入れた作品であった。この「後妻(うわなり)打(う)ち」とは、離縁された前妻が知人と共に、後妻のもとへ駆けつけ乱暴を働くという風習で、こうした点から、前妻と後妻、そしてその夫の、三人の愛憎劇を主題としたのが、この『嫐(うわなり)』であると考えられている。今回の上演にあたって、全く新たな着想により、舞踊劇仕立てでこの幻の歌舞伎十八番の作品を復活する。

三、新作舞踊『三升曲輪傘売(みますくるわのかさうり)』
花の盛りの吉原仲の町へ、江戸の街で評判の傘売りがやって来る。傘売りは、往来の人々の前で賑やかに傘を売り始め、商う様々な傘を取り出し、見物の喝采を浴びていく。しかし商いをする中、傘売りは男たちに取り囲まれてしまう。実は傘売りは世に名高い盗賊石川五右衛門で、五右衛門は見事にこれを蹴散らしてみせる。和傘を主題とした華やかな新作舞踊。

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