25アワーズ代表取締役・クリストフ・ホフマン氏に特別インタビュー
期間:指定なし
[タブレット ホテルズ]2014年05月 9日公開

エリア:ヨーロッパ  > ドイツ  > ベルリン / ジャンル:新規オープン・改装 , ホテル・宿泊施設 , アート・カルチャー・歴史・ミュージック

ドイツに拠点を置く25アワーズ(25hours)は、ハンブルクに第一弾目のホテルをオープンして以来、私たちのハートをすっかり虜にした新世代系グループ。新しいホテルをオープンする度に、どんどん素敵に成長している彼らの最新プロジェクトは、今年ドアを開けたばかりの「25アワーズ・ビキニ・ベルリン(25hours BikiniBerlin」。今回は同グループの代表取締役クリストフ・ホフマン(ChristophHoffmann)氏をベルリンでキャッチ。この最新ホテルとベルリン・カルチャーの関係性、25アワーズの次なるプロジェクトについてなど、お話を聞かせてもらいました。


25アワーズがベルリンにホテルをオープンするにあたって、この動物園のエリアを選んだのには、正直少し驚きました。もっと人気のエリアを選ばなかったのはどうしてですか?

 

まさにそれが理由だよ。人気のエリアにはみんなが集まっているから。ここ数年、ベルリンではいろんなエリアがクールだって話題になってきたけれど、僕たちはあえて違う方向を選んで、場所的にも便利で妥協のない場所に行こうって決めたんだ。ロケーション以外にも、このホテルは多目的商業スペース「ビキニ・ベルリン(Bikini Berlin)」の一部になっているから、テナントのミックスも本当に面白い。例えば、ズーパラスト(Zoopalast)が隣にあるっていうのは嬉しいところ。この街屈指のゴージャスな映画館だからね。僕たちのヘリテージビルも素晴らしいよ。どこを向いてもティーアガルテンの景色が広がっているから。まだ工事中の時から、この景色は息を飲む美しさだったんだ。

25アワーズ・ホテル・ビキニ」のベルリンらしさ、そして国際性はどこに表れていると思いますか?

 

ホテルっていうものは、どんなところでも、なにかしら国際性を持っているものだよね。僕ら自身もコスモポリタンだって自負しているし、インスピレーションもいろんなところから拾い集めてる。でも25アワーズに関しては、地元のコミュニティーもすごく重要なんだ。どこにあってもいいようなホテルは造りたくないから。ここでは建物自体が戦後のベルリンを物語っているし、この街出身のデザインチームを起用することで、ホテルに街とこのエリアの歴史に関連するさり気ないヒントを取り入れてもらったんだ。

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