- 2014.02.24
リスヴェルでも紹介され話題になっている、ニュージーランド航空の”世界一美しい”機内安全ビデオ「パラダイス編」(http://www.youtube.com/watch?v=SI5Sb-z40hc&feature=youtu.be)が撮影されたのが、南太平洋に浮かぶクック諸島です。最近では、世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した「トラベラーズチョイス(TM)世界のベストアイランド2014」で、クック諸島のアイツタキ島が第7位に選ばれ、知る人ぞ知るリゾートアイランドとして徐々に人気が高まっています。
クック諸島は、ニュージーランドの北東約3000キロメートル(フィジーとタヒチの間に)位置し、15の主な島から成る鹿児島県徳之島とほぼ同じ小さな国土面積に約3万人が暮らしています。ニュージーランドとは自由連合関係にあり、防衛はニュージーランドが負っていますが、独自の外交を行うなど、ユニークな国の形をしており、人々はクック諸島とニュージーランドの2つの国籍を持っています。日本は2011年に国家として承認しました。
さて、このクック諸島の一番の魅力といえば、美しい海。訪ねたお客様は、「あんな美しい海を見たのは初めて」とおっしゃいます。とにかく海の色がきれいで、こんなに水の色ってあったの!?というくらい、同じ”水色”でも多彩なグラデーションを描くのです。仕事柄、世界各地のビーチを訪ねている、私たちの添乗員も絶賛していて、先日、新婚旅行先にこのクック諸島を選んだ女性添乗員は、「ボラボラを超えたかも!?」と話していました。
そこで、おすすめしたいのがビール。ビーチには欠かせませんよね。
うれしいことに、このクック諸島で地ビールが楽しめるのです。2軒ある工場のうちのひとつが、「Matutu Brewery(マトゥトゥ ブリュワリー)」。ニュージーランド生まれのクック人が経営しています。イギリス連邦の一員らしく、ニュージーランドではラガーだけでなく、エールも飲まれていますが、クック諸島のこのブリュワリーでも、Mai(ラガー)とKiva(エール)を製造しています。
日本でよく飲まれているのはラガーですが、先ほどの女性添乗員曰く、ラガーでも、エールのように、麦の薫りがいっぱいでとってもおいしいんだとか。世界屈指の美しいビーチを目の前に、おいしい地ビールをゴクゴク……最高の旅の贅沢です。