- 2012.12.03
ケニア政府観光局はこのたび、2012年上半期の渡航者統計をまとめ、その結果、2012年上半期のケニアへの日本人渡航者数は5,663人となり、前年同期(4,840人)に比べ17%増と飛躍的な伸びを見せました。2011年度の日本人渡航者数はのべ12,645人で、前年度比16.4%増を記録していることから、毎年順調に渡航者数が増加していると言えます。
日本人渡航者数増加の要因として、昨年11月からのエミレーツ航空による成田~ドバイ間のデイリー運航や今年4月からのエティハド航空によるアブダビ~ナイロビ間の運航開始に伴う座席供給数の増加をはじめ、ケニアのパッケージツアー造成の好調な伸びが挙げられます。
本年6月21日に就航した大韓航空の仁川~ナイロビ線に加えて、今月15日より開始予定のカタール航空のドーハ~モンバサ線の運航など、日本の主要都市からだけでなく、地方都市からケニアへの経路の選択肢が増え、日本の人々にとってよりアクセスしやすい環境が整うことにより、更なる需要拡大が期待されます。
なお、2012年上半期の全世界からケニアへの渡航者数は、前年同期より1万5千人を上回る564,835人となり、そのうち観光を目的とした入国は前年同期比10%増の391,478人を記録し、需要の高まりを示しています。ケニア政府観光局では、観光需要の促進を喚起するためマーケティング活動を推進するとともに、同観光局日本事務所でも、今後も「マジカル・ケニア」をテーマに、消費者向けキャンペーンの実施やイベントへの出展をはじめ、旅行業界およびメディア向けのFAMツアーの催行など、関係各社とともに、さらなる観光客誘致のためのプロモーション活動を強化してまいります。