- 2024.03.22
ニュージーランド航空は、革新的な最新鋭機ボーイング787-9型機を来年10月よりオークランド・パース間で定期運航すると発表しました。
これは、同社がオークランドに開設した「カスタマー・イノベーション・アンド・コラボレーション・センター」(CICC)開館式でニュージーランド航空CEOクリストファー・ラクソンから発表されたもので、センターには、目玉として、ボーイング787-9型機の内装がまるごと展示されています。シアトル以外でこの展示を見られるのはこのセンターのみで、実際に787-9型機のビジネス・プレミア、プレミアム・エコノミー、エコノミーの3つのクラスのキャビンシートおよびニュージーランド航空ならでは独特のデザインシート「エコノミー・スカイカウチ*」を体験することができます。
787-9型機のビジネス・プレミア・キャビンはヘリンボーン式レイアウトのフルフラット・シートが18席、プレミアム・エコノミー・キャビンは「2-3-2」の並びで21席あり、それぞれのクラスには専用の洗面所が設けられています。また、エコノミー・キャビンはスカイカウチ14列を含む合計263席となっています。この787-9型機は、より大きな窓と、より清浄で快適な湿度に保たれた機内の空気、そして低めに設定された機内気圧高度によって、長時間のフライトでも快適に過ごしていただけるのが特長です。
ラクソンCEOは、「CICCは、ニュージーランド航空の革新性を伝える核となる施設です。当社は、顧客サービスの新しい取り組みを常に追求すると同時に、お取引先企業の方々とは、ビジネス上の課題を克服しビジネスにつなげていく機会を共に模索していきます。その意味でも、このセンターは、ニュージーランドの創造性を具現化する場となりますし、また、同じような志を持つニュージーランド企業が使用できる会場として提供したいと思います」と述べています。
ラクソンCEOはまた、「787-9型機は、オークランド・パース間の定期便(ヴァージン・オーストラリア航空とのトランス・タスマン提携便)に続いて、オークランド・東京間、オークランド・上海間への就航も予定しており、フルフラット・シートのビジネス・プレミアや当社独自の「エコノミー・スカイカウチ」をより多くの長距離路線のお客様にご利用いただきたい」と述べています。
787-9型機は2014年10月15日の運航便より、ニュージーランド航空とヴァージン・オーストラリア航空にて予約が可能となります。詳しくは、www.airnewzealand.jp もしくは www.virginaustralia.comをご覧ください。
787-9型機の詳細および高解像度の写真データ・動画データ等は、以下の特設ウェブサイトでご参照・ダウンロードいただけます。www.airnewzealand.com/futuretakingflight
* エコノミー・スカイカウチ:ニュージーランド人デザイナーが手がけた、ユニークな「スカイカウチ」シートは、横一列3座席が平らなソファーになるという、リラックスしていただくのに最適な画期的シートです。
日本における「エコノミー・スカイカウチ」の就航は、当局の認可を前提としています。
※本件は、2013年11月7日にニュージーランドで発表されている内容です。