トロント国際映画祭が9月5日から開催 公開中のスタジオジブリ作品「風立ちぬ」がスペシャル・プレゼンテーション部門に
期間:2013年8月20日から
[カナダ・オンタリオ州観光局]2013年08月20日公開

エリア:カナダ・アラスカ  > カナダ  > トロント / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , アート・カルチャー・歴史・ミュージック , ライフスタイル

世界有数の映画祭である「トロント国際映画際(Toronto International Film Festival)」が、今年も9月5日~15日のあいだ、カナダ・オンタリオ州トロントにて開催されます。アカデミー賞の前哨戦ともいわれる北米最大のこの映画祭は、世界60カ国以上からの出品があり、映画祭開催中は約300以上もの作品が上映されます。本映画祭は、コンペ部門を設置しないため「ピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)」が最高賞にあたり、過去には、日本映画では、2003年に北野武監督の「座頭市」がピープルズ・チョイス最優秀賞を受賞しています。

今年も数々の日本映画の出品が予定されており、現在公開中のスタジオジブリ作品「風立ちぬ」や福山雅治さん主演の「そして父になる」(是枝裕和監督)、佐藤健さん、綾瀬はるかさん主演の「リアル~完全なる首長竜の日~」(黒沢清監督)のスペシャル・プレゼンテーション部門での上映が決定しています。

本映画祭は、年間を通じて数多くのイベントやフェスティバルが開催されるトロントでも最大規模を誇り、毎年、映画祭に合わせてハリウッド女優や世界各国からの多くの映画関係者がトロントを訪れます。映画祭開催中はトロント市内11箇所の会場前にレッドカーペットが敷かれ、特に映画際メイン会場である「ベル・ライトボックス」前や音楽ホール「ロイ・トムソンホール」前はスター遭遇率も高く、多くのファンでにぎわいます。映画祭ウェブサイトでは、出品映画の予告編が見られる他、アプリのダウンロードも可能です。また、メイン会場「ベル・ライトボックス」は、一年を通じて公開中の映画だけでなく、テーマに沿った選りすぐりの名画を上映しており、見逃した作品や往年の名画などをもう一度スクリーンで鑑賞することができます。

トロントは映画やドラマのロケ地としても名高く、年間を通じていたるところで撮影風景を目にすることができます。各国からの移民が多いトロントでは、様々な“街”が形成され、同じ市内であってもいろいろな町並みを見ることができることが映画やドラマの撮影が多い理由と言われており、トロントを観光で訪れた方が映撮影風景に出会うことも珍しくなく、観光を盛り上げる一端を担っています。

トロント国際映画祭 公式サイト(英語表記):http://tiff.net/thefestival

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