実在するフランスの双子の天才ピアニスト、プレネ姉妹の数奇な運命と人生をモデルに、難病により夢を奪われた双子姉妹の苦難と葛藤と成功の物語を描いた映画『デュオ 1/2のピアニスト』が2025年2月28日（金）より新宿ピカデリーほか全国で公開される。アカデミー賞作品賞含む主要3部門受賞『コーダ あいのうた』のプロデューサー、フィリップ・ルスレ氏が贈る感動の実話である。

＜STORY＞
双子の姉妹クレール（カミーユ）とジャンヌ（メラニー）は、幼い頃からともにピアノに情熱を注いできた。父親からアスリートのような指導を受け、名門カールスルーエ音楽院に入学する。ピアノのソリストを目指し、２人のキャリアを左右するコンサートのオーディションに向けて練習に励むが、ある日クレールが手に痛みを覚え病院へ行くと、両手が不自由になる難病にかかっていることを知らされる。そして、それは遺伝性のもので、まもなくジャンヌも発症し、2人はピアニストへの夢を絶たれてしまう。

扉も開けられないほどの手で絶望の淵に立たされるクレールとジャンヌ。最悪の事態に直面しながらもピアノへのかけがえのない想いに気づいた時、再び夢のステージに立つために唯一無二の演奏方法をひらめく。それは、“譜面を2人で補い合う”という「双子だから」できる“神業”だった。2人が編み出した奏法は、一体どんな奇跡の旋律を奏で、自らの運命を変えるのかー。

この映画のモデルとなったのは、“ダイアンとオードリー”の双子のプレネ姉妹。2000年、テレビプロデューサーのダニエル・パテ氏との出会いが双子の運命を変えた。数年間舞台から遠ざかっていたにもかかわらず、パテ氏は、2台のピアノとオーケストラで、パリのエッフェル塔からテレビ生中継で演奏するピアニストとして双子のオードリーとダイアンを大抜擢し、演奏は大成功を収めた。オードリー&ダイアンは、パリのヴィレットのグランド・ホールでマーク・ゴールドフェダー指揮やパトリス・ペイリエラス指揮で2台のピアノとオーケストラによる生演奏を行う。この生演奏は、後にフランス、カナダ、日本のテレビでも放送された。その後も自分たちで2台のピアノとオーケストラ用のオリジナル曲をいくつか作曲し、多くのコンサートに招待され、演奏することができた。東京でもコンサートが開催され大盛況を収めた。(参照：プレネ姉妹の公式 HP バイオグラフィより)　https://www.pleynet.net/audrey-and-diane-pleynet

『デュオ 1/2のピアニスト』　（フランス | 109分）
原　題：Prodigieuses／英題：Prodigies　
公開日：2025年2月28日（金）より新宿ピカデリー 他 全国ロードショー
監　督：フレデリック・ポティエ＆ヴァランタン・ポティエ
製　作：フィリップ・ルスレ
音　楽：ダン・レヴィ
出　演：カミーユ・ラザ、メラニー・ロベール、フランク・デュボスク、イザベル・カレ、エリザ・ダウティほか
提　供：フラッグ／シンカ
配　給：シンカ／フラッグ
公式サイト：https://www.flag-pictures.co.jp/duo-pianist/

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