- 2024.11.14
アメリア・デルーカ:デルタ航空チーフ・サステナビリティ・オフィサー
2024年とネットゼロへの道筋
デルタ航空では、昨年、気候変動と持続可能性の目標を達成するための戦略的ロードマップを発表し、燃費効率の高い次世代航空機や持続可能な航空燃料SAFなどの指針を示しました。これに基づき、脱炭素化を支援する政策や団体と連携し、燃料消費をさらに削減するとともに、効率化を図っています。例えば、機内で提供すする使い捨てプラスチックカップの代わりに紙コップの導入を検討しており、これが全路線に導入されれば、年間700万ポンド(ピックアップトラック1,300台分)の使い捨てプラスチックを削減することができます。また、廃棄物を削減しながら、機内食の重量を減らすことで燃料消費量を削減し、地上業務全般の最適化を推進しています。デルタ航空では、すでに2,100万ガロンの燃料を節約していますが、2050年までに排出量をゼロにするという目標達成に向けて取り組んでいます。
北米で最も定時運航率の高い航空会社として
3年連続でシリウム社のプラチナ賞を受賞
北米で最も定時運航率の高い航空会社として、世界大手の航空データ分析会社、シリウム社のプラチナ賞を3年連続で受賞しました。この賞は、複雑な運航をこなしながら、顧客への影響を最小限に抑え、模範的な定時運航実績を示した航空会社に与えられるものです。デルタ航空が2023年に運航した1,635,486便をシリウム社が追跡した結果、84.72%が定時に到着しました。
2024年度ATWエアライン・オブ・ザ・イヤーを受賞!
航空専門誌『エアー・トランスポート・ワールド(ATW)』から2024年度「ATWエアライン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。1974年に設立された「ATWエアライン・インダストリー・アチーブメント・アワード」は、優れた運航実績と卓越したサービスにより実績を上げたグローバルエアラインに贈られる賞です。受賞社は、ATW、Routes(航空関連業界の発展のための国際フォーラム)、Aviation Week(航空専門誌)、CAPA(航空業界に関する分析・データを提供する研究機関)の編集者やアナリストによって選出されています。