- 2024.05.17
「ザ・レギャン・スミニャック、バリ」は、NPO財団「バリ・チルドレン・ファウンデーション(BCF)」と共同でいくつかのイベントを毎年開催し、募った寄付金によってバリ島や近郊の島、ロンボク島などの恵まれない子ども達の教育などを目的とした支援を行っています。
この度、ザ・レギャン・スミニャック、バリ内「ザ・レストラン」にてロンボク島の過密で資源不足な学校支援を目的としたチャリティーイベント「ハイティー」を2023年4月21日(金)に催します。バリ島の著名なシェフ達が繰り広げるエレガントな雰囲気のアフタヌーンティーでは、世界的に著名なバイオリニスト、イスカンダル・ウィジャヤ氏の演奏やワーウィック・パルサー氏によるエクアトリアル・コレクションのファッションショーを楽しめます。
2002年のバリ島爆弾テロ後、明るい未来と希望を持つために、コミュニティにおける教育の向上と様々な就労の可能性の基盤となる社会的地位と経済力の向上、そして地域文化の理解促進を目標に掲げ、マーガレット・バリー氏によりBCFが設立されました。このNPO財団は、北部と西部バリ島の児童養護施設の支援を行いながらプロジェクトを地域エリアへと広げ、人里離れた貧困エリアや災害の影響を受けた多くの村に焦点を置き、村長や家族との仲介援助を始めました。2012年までには北部バリ島の貧困地域にて約40名の子どもの支援を開始し、将来の様々なエリアの援助体制を形成する基盤を作りあげました。
質の良い教育の提供と教育水準の向上は、子ども達のみならず、その家族や地域の活性化へも繋がると信じ、2013年以降はバリ島東部からヌサ・レンボンガン島、ギリ諸島、ロンボク島へ支援地域を拡大し、識字能力の向上をはじめ、英語教育やコンピューターを取り入れた理工学教育にも力を入れ始めました。また2017年のバリ島北東部の地盤崩壊や2018年のロンボク島地震の影響の復旧と衛生面のケア、最近のコロナ禍でも引き続き教育のサポートを惜しまず、2022年には図書館の設立や地域ガーデンも開設しました。
これまでに何万人もの子ども達の奨学金やカリキュラムの提供、義務教育支援、若い世代の雇用援助、生活基準の向上支援、100件以上の学校や地域支援、数万人以上の家族が恩恵を受け生活しています。また緊急災害時の柔軟な対応、災害復興時のサスティナブルなノウハウの伝授もしています。