イタリア政府観光局によると、2013年を通してパルマ及び近郊の町で「ジュセッペ・ヴェルディ生誕200年祭（Verdi Festival and bicentennial of the Maestro’s birth Parma and surroundings）」が開催される。

エミリア・ロマーニャ州全域の歌劇場にて、著名な音楽家によるオペラを上演するほか、展覧会、ガイドツアー、セミナー、講演会、食のイベントなど、ヴェルディ生誕200年を祝う。「Verdi 200」という生誕200年祭の公式サイトでは、世界中で演奏されるヴェルディ作品の公演、ヴェルディ所縁の博物館やモニュメント情報など、ヴェルディ・ファンにとっては魅力的な内容が盛り沢山だ。

ジュセッペ・ヴェルディ（1813年〜1901年）は、パルマ近郊ロンコレ村生まれ。主にオペラを制作した19世紀を代表するイタリアのロマン派音楽の作曲家。代表作の「ナブッコ」、「リゴレット」、「椿姫」、「アイーダ」など、作品は世界中のオペラハウスで演じられている。ヴェルディの活動はイタリア・オペラに変革をもたらし、現代に至る最も重要な人物と評されている。1962年から1981年まで、1000リレ（リラの複数形）紙幣に肖像が採用されていた。

「Verdi 200」（伊・英語）
http://www.giuseppeverdi.it/