オープンテーブル（OpenTable）は、「2017年夏 注目すべき世界の新着レストラン」を8月22日に発表した。世界の新着レストランとして、東京、ニューヨーク、ロンドン、メルボルンの4都市から注目に値する新規オープンレストラン5店舗が選出。

The Grill （ニューヨーク）
マンハッタンのランドマークの超高層ビル「シーグラム・ビルディング」内に今年5月にオープンした「The Grill」。ニューヨークで数々のレストラン経営を成功させている「メジャー・フードグループ」創設者、マリオ・カルボーネ氏、リッチ・トリージ氏、ジェフ・ザラズニック氏の3人が手掛けるラグジュアリーなステーキハウス。注目度が高い立地に、“限られたレストランのみがオープンを許される場所”というプレミアムな雰囲気を最大限生かした1950年代のクラシカルなアメリカ料理。

Red Rooster Shoreditch （ロンドン）
ロンドンのショーディッチ地区にある5つ星ホテル「ザ・カーテン」内に新しく5月にオープンした「Red Rooster」。シェフ兼レストランオーナーのマーカス・サミュエルソン氏が経営するレストランは、ニューヨーク・ハーレム地区の1号店に次ぐ2店目のソウルフードレストラン（米国南部の郷土料理）。オーナーが生まれたエチオピアの料理と、彼が育ったスウェーデンの料理を融合したソウルフードを提供する。また、アートや音楽などが盛んなショーディッチ地区に因み、ジャズからゴスペルまで様々な音楽のライブ演奏を行っている。

Core by Clare Smyth （ロンドン）
「ミシュラン最優秀女性シェフ2017」の一人に選ばれたクレア・スミス氏が初めてオーナーとして今年8月1日に開業したばかりの英国料理のレストラン「Core by Clare Smyth」。世界的に著名なシェフのアラン・デュカス氏やゴードン・ラムゼイ氏に師事したクレアが、厳選した地元の食材を使ったコース料理を提供する。寛ぎあるインテリアが演出する上質な雰囲気の中で最高の英国料理を堪能できる。

Wilson & Market （メルボルン）
ポール・ウィルソン氏が「ファーム・トゥ・テーブル」をコンセプトに、今年6月にオープンした初めてのオーナーレストラン。地元の食材を生産者（農場）から消費者（食卓）へ提供しようという考えのもと、バイオダイナミック／オーガニック農法で作られたこだわりの食材のみを使用した料理を提供。敷地内にはカフェやテイク・アウト可能なフードショップを併設。オーストラリアで50年の歴史を持つライフスタイル誌「グルメ・トラベラー」で「2017年にオープンを迎えるメルボルンの最優良レストラン」のひとつに選出。

ちなみに、東京で選出されたのは「ロウリーズ・ザ・プライムリブ赤坂店」。
OpenTable の予約サイトでは、海外レストランの予約も日本語で簡単にできる。夏休みも残り少なくなってきたが、海外のレストランで心に残る食事を体験してみてはいかが。